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ミシェル・ウィリアムズ、『ヴェノム』は「成長のための重要な一歩」─ シンビオートに寄生される難しさ

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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俳優のミシェル・ウィリアムズは、『ブロークンバック・マウンテン』(2005)、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)、『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』(2016)、『ゲティ家の身代金』(2017)など話題作への出演を重ね、アカデミー賞をはじめとする映画賞で高く評価されてきた。そんなウィリアムズにとって、マーベル映画『ヴェノム』シリーズはキャリアにおいて重要な作品だと明かしている。

『ヴェノム』シリーズにてウィリアムズが演じているのは、メインキャラクターのヴェノム/エディ・ブロックの元婚約者で、弁護士のアン・ウェイング。エディとの婚約解消後も彼を見放さず、協力してきたシリーズのヒロインであるアンは、シンビオートに寄生され、シーヴェノムとして活躍する姿も見せてきた。

ヴェノム
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“シンビオートに寄生される”というのを演技で見せることこそが、ウィリアムズにとって挑戦的であり、アン役を演じる魅力のひとつとして考えているようだ。米Varietyのインタビューにてウィリアムズは、「モンスターが体の中に入り、乗っ取られ、そして自分の体から離れるという演技をするのは、とても難しいこと」としながら、「私は成長しつづけたいので、『ヴェノム』は成長のための重要な一歩なんです」と述べており、常に向上心を持って作品に挑んでいることがうかがえる。

『ヴェノム』(2018)『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)につづくシリーズ第3作は、2022年4月下旬に正式決定した。同作への続投は不明だが、ウィリアムズがアンとして、あるいはシーヴェノムとして完全に覚醒し、さらなる活躍を見せてくれることに期待したい。

ちなみにウィリアムズは、今後の出演作として、ケリー・ライカート監督『Showing Up(原題)』、スティーブン・スピルバーグ監督『The Fabelmans(原題)』が待機中だ。『Showing Up』はカンヌ国際映画祭(2022年5月17日〜28日)、コンペティション部門に出品されており、パルム・ドールへの受賞に期待が高まっている。

一方の『The Fabelmans』は、スピルバーグの自伝的映画で、2022年11月23日に米国公開予定だ。ウィリアムズの今後の活躍からますます目が離せない。

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Source:Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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