『ヴェノム3』米公開延期、2024年7月から11月へ

ソニー・ピクチャーズによる『ヴェノム』シリーズ第3作の米公開予定が延期となることがわかった。2024年7月12日から、11月8日への移動。約4ヶ月の後ろ倒しとなる。米Varietyが伝えた。
同作は脚本家組合ストライキ下の2023年6月より撮影を開始していたが、その後俳優組合のストライキ決行を受けて中断状態にあった。俳優ストライキは11月9日(現地時間)をもって、ようやく終結を迎える。
『ヴェノム3』は新たにケリー・マーセルが監督に抜擢。シリーズ前2作の脚本や製作を担ってきた人物で、これが監督デビュー作となる。現時点であらすじなどは不明。ヴェノム/エディ・ブロック役のトム・ハーディが復帰するほか、「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」(2020-)ジュノー・テンプルの出演交渉が伝えられていた。
ソニー・ピクチャーズが手がける「Sony’s Spider-Man Universe (SSU)」では『スパイダーマン』に次ぐ人気を誇る。ルーベン・フライシャー監督による第1作、アンディ・サーキス監督による第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)はともに大ヒットを記録した。
『ヴェノム3(仮題)』は2024年11月8日、US公開。
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Source:Variety