『ヴェノム』第3作、脚本完成 ─ トム・ハーディがSNS投稿、タイトルは不明

ソニー・ピクチャーズが展開しているマーベル映画『ヴェノム』シリーズ第3作の製作が本格的に始動した模様だ。主演のトム・ハーディがSNSで進捗状況を示唆している。
『ヴェノム』は、スパイダーマンの宿敵であるヴェノム/エディ・ブロックを主人公に描くシリーズ。プロデューサーを務めるエイミー・パスカルは2021年12月、「(3作目は)現時点で企画段階にあります。しかし、私たちが現在集中しているのは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』です」と回答。プロジェクトは立ち上がっているが最優先ではないと明かしていたが、このたび、ハーディがSNSに第3作の脚本表紙を自身のInstagramに投稿し、製作が始動したことを示唆している。
その表紙には、前2作で脚本を手がけたケリー・マーセルとハーディの名前があり、ハーディは原案でクレジットされた第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)に続き、積極的にストーリー構成に関わるようだ。表紙には絵文字のようなヴェノムの顔と、口から飛び出した舌らしき赤いラインが「3」を模している書き込みが目に出来るが、タイトルは隠されており、画像にハーディのコメントは添えられていない。
2018年に公開された第1作は大ヒットを記録し、『レット・ゼア・ビー・カーネイジ』も、2021年10月に米国公開されるやコロナ禍で最高の初動記録を樹立。国内興行収入は2億ドルを突破した。日本でも大きな支持を得ているシリーズは、第2作が劇場公開日に初登場No.1を記録。公開から3週間目には動員数が100万人を突破し、日本国内の累計興収は14億6,892万円となっている。
現時点ではハーディ以外のキャストは不明。これから発表される新情報に注目したい。
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Source:Instagram