『イン・ザ・ハイツ』チームの新作アニメ映画、Netflixで配信へ ─ リン=マニュエル・ミランダ主演&音楽、ゾーイ・サルダナ&マイケル・ルーカーら出演

『ハミルトン』『イン・ザ・ハイツ』のリン=マニュエル・ミランダによる新作ミュージカル・アニメ映画『Vivo(原題)』の世界配給権をNetflixが獲得した。当初は2021年6月4日に米国公開予定だったが、Netflixでの配信開始日は発表されていない。
ハバナの地で観光客に音楽を流して日々を過ごしていたキンカジュー(アライグマ科の食肉類)のヴィヴォは、雇い主のアンドレスとは同じ言葉でこそ話せないが、音楽への愛でつながっていた。しかしアンドレスは、最愛の歌手マルタから再会を求める手紙が届いたのちに悲劇に襲われる。かつてアンドレスがマルタへの愛を綴り、しかし届けられなかった曲を届けられるのはヴィヴォしかいない。かくしてヴィヴォは、マルタのコンサートが開かれるマイアミへと向かうのだった。
ミランダは主人公・ヴィヴォの声優と劇中楽曲を担当。声優陣には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナやマイケル・ルーカー、『ゴジラvsコング』(2021)のブライアン・タイリー・ヘンリーらが揃った。監督は『クルードさんちのはじめての冒険』(2013)のカーク・デミッコと、『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』(2013)などに参加してきたブランドン・ジェフォーズ。脚本は『イン・ザ・ハイツ』を生んだクイアラ・アレグリア・ヒューズとデミッコ監督が共同執筆した。
本作の製作・配給はソニー・ピクチャーズが担当しており、Netflixは、同じくソニー製作のケヴィン・ハート主演映画『Fatherhood(原題)』の世界配給権も獲得したとのこと。『Vivo』『Fahterhood』は中国ではソニー配給で劇場公開される予定で、配信後の各国におけるソフト化&テレビ放送権はソニーが保有する。なお、一連の契約はソニーとNetflixが締結した2022年の独占配信権に関する契約には含まれていない。
Source: Deadline