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エリザベス・オルセン&ポール・ベタニー、ワンダとヴィジョンがカップルになることを知らなかった

ワンダヴィジョンキャプション  『ワンダヴィジョン』 ディズニープラスで配信中 (c) 2021 Marvel
(L -R): Paul Bettany as VIsion and Elizabeth Olsen as Wanda Maximoff in Marvel Studios' WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2020. All Rights Reserved.

ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)&ヴィジョン(ポール・ベタニー)は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)でも描かれていたように、MCU屈指のカップルだ。ところがオルセンとベタニーは、ワンダとヴィジョンがシリーズを通して、最終的に恋人関係にまで発展することは知らなかったのだという。

まず、ふたりの出会いから恋人関係に発展するまでの歩みを簡単に紹介したい。ワンダとヴィジョンは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)にて初めて出会った。そんなふたりは、マインド・ストーンから誕生したという共通点から互いに少しだけ心を開く。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)では、力を制御できずに苦しんでいたワンダに、ヴィジョンが不器用ながらも温かい言葉で励まして距離を縮めていく。そして、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)にてふたりはついに恋人関係に発展したのである。

このたびオルセンとベタニーが、全米映画俳優組合によるオンラインセッションに出演。ワンダとヴィジョンの関係の行く末を最初から知らされていたのかどうかについて問われたところ、オルセンは「いいえ、知りませんでした」と答えている。とはいえオルセンは、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』時点で恋愛要素には少しばかり感づいてようだが、最終的にその恋が成就するとまでは思っていなかったようだ。

「『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でジョス・ウェドンは、その要素を匂わせてはいましたが、マーベル・スタジオが彼の投げかけたものを拾うのかは正直なところわかりませんでした。幸いにも描かれることにはなりましたが、これはジョスの個人的な願望に過ぎなかったので、長き渡り描かれるような計画ではなかったと思います。だから、その伏線を目を盗みながら散りばめていきました。」

一方でベタニーも、「僕も知りませんでした」としながら、これまでの『アベンジャーズ』シリーズにはない「どこか異なる雰囲気が必要だった」と説明している。ふたりともカップルとなる展開には最初から賛成的だったようだ。とはいえ、ワンダとヴィジョンがカップルになることは、コミックでも描かれていたことなので、オリジナルストーリーというわけではない。マーベル・スタジオが最初の時点ではどんな計画を練っていていたのか気になるところだ。

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Source:SAG-AFTRA Foundation

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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