Menu
(0)

Search

『アクアマン』ジェームズ・ワン監督、『ザ・フラッシュ』手がける可能性あった ─ 「注目されずにヒーロー映画を作りたかった」

アクアマン
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics

2019年2月8日公開の映画『アクアマン』のジェームズ・ワン監督は、同じくDCコミックスのキャラクターであるフラッシュの単独映画『ザ・フラッシュ(仮題)』で監督を務める可能性があったそうだ。なぜワン監督は『アクアマン』を選んだのだろうか。米The New York Timesのインタビューにて、ワン監督自身が明らかにした。

『ザ・フラッシュ』か『アクアマン』か

米ワーナー・ブラザーズが手がける本作は、『ジャスティス・リーグ』(2017)で本格登場を果たしたアーサー・カリー/アクアマンの冒険を描くオリジン・ムービー。同じく『ジャスティス・リーグ』で登場した『ファンタスティック・ビースト』シリーズのエズラ・ミラー演じるフラッシュも、単独映画が予定されているキャラクターのひとり。こちらは、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の脚本を執筆したジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン監督のもと、2019年後半の撮影開始が見込まれている。


アクアマンとフラッシュの単独映画は、同時期に企画が進行していた模様。ワン監督は、『アクアマン』監督就任当時、フラッシュの監督を務めることも提案されていたことを明かした。

「『死霊館』(2013)を制作したことで、ワーナー・ブラザーズの一員になっていたので、ワーナーがDCの企画を進めていたことを知っていました。そこで、ケヴィン・ツジハラ会長と(映画の)プレミア会場で話をして、『(ワーナーが)所有しているDC関連の作品について興味があります』と伝えたんです。

そしたら数ヶ月後、DCとミーティングをすることになって、監督が決定していなかった2作品を提示されました。それが『ザ・フラッシュ』と『アクアマン』だったんですよ。

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

この2つの選択肢の中で、なぜアクアマンを選んだのかと問われたワン監督は、「フラッシュは、あの時点で2回もテレビドラマ化されていましたからね。まだ映像化されていなかったのが、アクアマンだったんです」とコメント。「超音速ヒーロー ザ・ フラッシュ」(1990-1991)と「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)によって、フラッシュというキャラクターの認知度が既に高かったことを懸念したようだ。

フラッシュ
ドラマ「THE FLASH/フラッシュ」より。©2017 Warner Bros. Entertainment Inc. FLASH™ and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics.

また、アクアマン自体にも魅力を感じていたことを語っている。

「アクアマンについて、『このキャラクターは、クレイジーで大きな世界に住んでいる。すごく面白いことができそう』と思ったんです。それに、(スティーブン・)スピルバーグ、(ジェームズ・)キャメロン、(ジョージ・)ルーカス、ジョン・カーペンターといった監督たちを尊敬しているので、当然ジャンル映画のファンでした。なので『アクアマン』を、ホラーやモンスター映画のようなジャンルにしたいと思ったんです。DCは『アクアマンVS海の怪物をやりたいなら良いですよ』と、概ね許可を出してくれましたよ。」

「注目されないと思った」

ちなみに、スーパーマンやバットマンといった有名キャラクターと比べて、注目度が低いと考えたのも、『アクアマン』を手がけたいと思った理由の一つだったそうだ。

「『アクアマン』を選んだのは、こっそりと注目されずにヒーロー映画を作れると思ったからなんです。誰もこの映画について気にしないと思っていたので。ただ自分の好きなように、気軽にプレッシャーなしで作れるってね。

だがその後、ワン監督の予測に反して、『アクアマン』は最も注目される作品の一つに。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)『スーサイド・スクワッド』(2016)『ジャスティス・リーグ』(2017)といったDC作品が批評面で決して上手く行かなかったこともプレッシャーになったそうだ。「でもそういったものが、自身の本作に対するビジョンを曇らせないよう意識しました。ただ前進して、自分の作りたかった作品を作り続けたんです」。

映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。プレッシャーを乗り越えて、自分らしい作品を作り上げたワン監督の手腕に期待が高まる。

『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/

Source: The New York Times

Writer

Marika Hiraoka
Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

Comment

Ranking

Daily

Weekly

Monthly