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『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督のドラマ「We Are Who We Are」、新たな予告編が米公開

「We Are Who We Are(原題)」
https://youtu.be/u6VAQ6LdnKs

『君の名前で僕を呼んで』(2016)『サスペリア』(2018)のルカ・グァダニーノ監督が全話を手掛ける、米HBOドラマ「We Are Who We Are(原題)」より最新の米国予告編が公開された。

全8話構成の本作はイタリア・ヴェネト州の米軍基地を舞台に、米軍に所属する二人の母親と共に移住してきた少年フレイザー、同じく両親の影響で長年に渡りイタリアで暮らしてきた少女ケイトリンを取り巻く青春物語。米国の若者たちの友情や初恋、アイデンティティ、少年少女ならではの普遍的な要素が繊細にも大胆に紐解かれていく。

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「どうして詩を読んでいるの?」「全ての言葉に意味があるから」。予告編では燦々と降り注ぐ太陽の下、フレイザーとケイトリンが他愛もない会話を楽しむ姿から始まる。「あなたの母親は英雄よ」と尊敬の意を示すケイトリンに対して、「母親のことは関係ないだろ」と複雑な想いを巡らせるフレイザー。一方、フレイザーの母親は思春期の息子を育てることについて、「彼の母親役と父親役を同時に担うのは大変なのよ」ともう一人の母親に不満を打ち明けている。

「父親はあなたが軍人になりたいことを知っているの?」と親睦を深めたフレイザーの母親から問いかけられるケイトリン。同じ場面なのかは定かでないが、次の瞬間では覚悟を決めたかのような、髪の毛を剃り上げたケイトリンの姿が映し出される。そこから、母親に怒りの感情を露にするフレイザーの姿など、複雑な感情が入り交じる登場人物たちが、不満や本音を吐露していく。心を激しく揺さぶれるような場面が続く中、自分を見失っていないかとケイトリンに問いかけるフレイザーの言葉と共に予告編は締めくくられた。「君はまだ君なのか?」。

出演者には、“内気な性格”のフレイザー役に『シャザム!』(2019)のジャック・ディラン・グレイザー、“大胆で自信家”のケイトリン役に新人女優クリスティン・シーモン。その他には、フレイザーの母親であり米軍に所属するサラ役に『デッド・ドント・ダイ』のクロエ・セヴィニー、もう一人の母親で同じく米軍のマギー役に『エリジウム』(2013)のアリシー・ブラガ、ケイトリンの父親リチャード役に歌手・俳優のキッド・カディ、母親ジェニー役にフェイス・アラビなどが出演している。脚本はルカ・グァダニーノ監督、『素数たちの孤独』『コロナの時代の僕ら』(早川書房)の作家パオロ・ジョルダーノ、フランチェスカ・マニエーリが共同執筆している。

ドラマ「We Are Who We Are(原題)」は2020年9月14日、米HBOにて放送開始。

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Source: IndieWire

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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