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『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督のHBOドラマ、最新米予告編が公開 ─ 9月米放送開始

We Are Who We Are
https://youtu.be/zslamAqw3BQ

『君の名前で僕を呼んで』(2016)『サスペリア』(2018)のルカ・グァダニーノ監督が全話を手掛ける、米HBOドラマ「We Are Who We Are(原題)」の最新米予告編が到着。あわせて、2020年9月14日にHBOにて放送開始されることも発表された。

全8話構成の本作はイタリア・ヴェネト州の米軍基地を舞台に、米軍に所属する二人の母親と共に移住してきた少年フレイザー、同じく両親の影響で長年に渡りイタリアで暮らしてきた少女ケイトリンを主人公にした青春物語。アメリカ人の若者達の友情や初恋、アイデンティティ、少年少女ならではの普遍的な要素が繊細に描かれていく。

予告編は先生や女子生徒の前で、詩を読まされているケイトリンを盗撮するフレイザーの姿から始まる。「何で私に付いて来るの?」「やりたかった服装になってないよ」。男子に寄せたような格好をするケイトリンに対して、個性的な服を身に纏うフレイザーが助言する。一方、フレイザーは恋愛経験が無いことをケイトリンから指摘されてしまう。「あなた一度もキスしたことないでしょう?」。互いの悩みを打ち明け、理解し合うようになった二人の仲睦まじい姿が続く。

「本当にやるの?」「準備は良いね!」。フレイザーがケイトリンの髪の毛を剃り上げることに。そこから、更に青春を謳歌しようとする二人、その姿に激しく葛藤する両家族と、二人を引き離そうとするケイトリン家の姿が生々しく捉えられる。「あなたが来てから何もかもが変になっているよ」「それは良い意味で?それとも悪い意味で?」「そうだね、楽しくなったかな」。フレイザーとケイトリンの間に結ばれた固い絆が伺える会話で、予告編の幕は閉じた。

出演者には、“内気な性格”のフレイザー役に『シャザム!』(2019)のジャック・ディラン・グレイザー、“大胆で自信家”のケイトリン役に新人女優クリスティン・シーモン。その他には、フレイザーの母親であり米軍に所属するサラ役に『デッド・ドント・ダイ』のクロエ・セヴィニー、もう一人の母親で同じく米軍のマギー役に『エリジウム』(2013)のアリシー・ブラガ、ケイトリンの父親リチャード役に歌手・俳優のキッド・カディ、母親ジェニー役にフェイス・アラビなどが出演している。脚本はルカ・グァダニーノ監督、『素数たちの孤独』『コロナの時代の僕ら』(早川書房)の作家パオロ・ジョルダーノ、フランチェスカ・マニエーリが共同執筆している。

ドラマ「We Are Who We Are(原題)」は2020年9月14日、米HBOにて放送開始。

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Source: Collider

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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