シガニー・ウィーバーが「エイリアン:アース」を観た「ドラマとは思えない」 ─ でも怖いから旦那さんと一緒に観てる

『エイリアン』シリーズの主人公であるエレン・リプリー役を演じたシガニー・ウィーバーが、初の実写ドラマ「エイリアン:アース」を鑑賞しているようだ。そのコメントが、なんともお茶目で人間らしく……。
シリーズ第1作『エイリアン』(1979)の2年前にあたる2120年が舞台。お馴染みのフェイスハガーやゼノモーフも登場し、視聴者をグロテスクな恐怖に陥れる。
リプリー役を演じ、このシリーズの伝説的存在となっているウィーバーも、「エイリアン:アース」鑑賞。「この作品のすごいところは、エイリアン中心ではないということです」と、米Colliderにその感想を語っている。
「私たちが生きる100年後の世界がどうなっているかということが描かれている。その視点は『エイリアン』の企画よりもずっと壮大だと思います。素敵ですね。むしろ私たちの世界や、その先に何が起こるのか、何が重要になるのか、貪欲なものの立ち回りについてが描かれる。『エイリアン』シリーズに常にあったテーマを掘り下げ、キャスティングも仕上がりも素晴らしい。正直言って、これがテレビドラマだとは信じられないですよ。」
絶賛の様子のウィーバーだが、関係者として事前に全エピソードを鑑賞していたわけではなく、ファンと同様に1話ごと観進めているという。かつて勇敢なるリプリー役としてゼノモーフ達と直に戦った75歳のウィーバーだが、なんと怖いから1人では鑑賞できないというのだ。
「夫と時間を合わせて、一緒に観てるんです。あいつら(ゼノモーフ)が画面から飛び出してきちゃうかもしれないから、1人で観たくない。だから計画して観ています。皆さんより遅れているけれど、私が観たエピソードは素晴らしかったですね。」
ゼノモーフの登場に怯えながら、ウィーバーが旦那さんと一緒に「エイリアン:アース」を鑑賞している姿を思うと微笑ましいが、きっと彼女が今も『エイリアン』シリーズを大切に思っているからこそ、「エイリアン:アース」から目を逸らさず真剣に観たいという気持ちの表れだろう。
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Source:Collider