「ウェンズデー」Netflix歴代3位の英語シリーズに ―「ストレンジャー・シングス4」「ダーマー」に次ぐ快進撃

Netflixシリーズ「ウェンズデー」の快進撃が止まらない。2022年11月23日の配信開始以来、同シリーズが7億5,252万時間の視聴時間を記録したことがわかった。米Deadlineなどが伝えている。
これによって「ウェンズデー」は、「ストレンジャー・シングス 4」、「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」に次いでNetflix史上3番目に人気の英語テレビシリーズとなった。なお、「ストレンジャー・シングス 4」と「ダーマー」は公開から60日以内に10億時間を超える視聴時間を記録しており、この勢いだと「ウェンズデー」も同様のマイルストーンに到達するとみられる。
「ウェンズデー」といえば配信開始の翌週に、Netflix英語シリーズとして1週間での最多視聴時間(3億4,123万時間)を達成したばかり。その次の1週間では4億1,129万時間の視聴時間を獲得し、前週の記録を更新することとなった。Netflixによると、同シリーズは約1億1500万世帯で視聴され、世界89カ国で首位をキープしているという。

「ウェンズデー」は、コミックから派生し映画・アニメ・テレビシリーズ・ミュージカルなどに展開されてきた『アダムス・ファミリー』の長女・ウェンズデーを主人公とする学園ミステリーだ。鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務め、主人公ウェンズデーを「YOU ー君がすべてー」シーズン2や『スクリーム』(2022)のジェナ・オルテガが演じている。
その他キャストは、母・モーティシア役としてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、父・ゴメズ役としてルイス・ガスマンが出演。ウェンズデーが通うネヴァーモア・アカデミーの校長役を「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のグウェンドリン・クリスティが演じ、友人役には「Your Honor/追い詰められた判事」(2020-)のハンター・ドゥーハンや「The Gifted ザ・ギフテッド」(2017-2019)のパーシー・ハインズ・ホワイトといった若手俳優が名を連ねている。
現時点で新シーズン制作の発表はされていないが、ショーランナーはシーズン2で「もっとアダムス・ファミリーをフィーチャーしたい」との方向性を明かしている。シーズン2発表の日は、そう遠くないだろう。
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Source:Deadline