「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズ新作が毎年登場へ ─ 「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」「ナイト・オブ・ザ・セブン・キングダム」一挙配信決定

「ゲーム・オブ・スローンズ」の世界を舞台にしたドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」と新スピンオフ「A Knight of the Seven Kingdoms(原題)」の新シーズン製作が決定した。それぞれシーズン3、シーズン1のリリースに先立つ早期更新となる。米Deadlineなどが報じた。
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「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン3は2026年夏、シーズン4は2028年に登場予定。このたびシーズン3の新画像も公開され、エマ・ダーシー演じるレイニラが王冠を手にする姿が収められている。シーズン4の脚本は現在執筆中で、これが最終シーズンになるかどうかは完成後に判断される見込みだという。
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新スピンオフ「A Knight of the Seven Kingdoms」シーズン1は2026年1月、シーズン2は2027年に登場予定。これにより、「ゲーム・オブ・スローンズ」ユニバースでは2026年から2028年まで毎年新作がリリースされることになる。
この発表は、ニューヨークで開催されたHBOの記者会見で行われた。ドラマシリーズ・映画部門の責任者フランチェスカ・オルシ氏は、「今後3年間にわたり、この2作の新シーズンを『ゲーム・オブ・スローンズ』ユニバースのファンに届けられることを大変嬉しく思います」とコメント。視聴者に対して、「A Knight of the Seven Kingdoms」では「弱者の感動的な物語に魅了されるでしょう」と述べ、「『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』ではシリーズ史上最も壮大な戦いを描き、再び火が燃え上ります」と語った。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はジョージ・R・R・マーティン著『炎と血』を基に、「ゲーム・オブ・スローンズ」の約200年前にウェスタロスを支配したターガリエン家の内乱を描く物語。キャストには、エマ・ダーシー、マット・スミス、オリヴィア・クックらが名を連ねる。
一方、「A Knight of the Seven Kingdoms」は「ゲーム・オブ・スローンズ」の90年前が舞台。小説『ダンクとエッグの物語』を基に、のちにサー・ダンカン・ザ・トールの名で知られることになる“草臥しの騎士”ダンクと、のちにエイゴン・ターガリエン5世として王位につく従者エッグの冒険が描かれる。ダンク役はピーター・クラフィ、エッグ役はデクスター・ソル・アンセルが起用された。























