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スティーブン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド物語』米ティザー映像 ─ アンセル・エルゴート主演、リタ・モレノも登場

ウェストサイド物語
https://youtu.be/CbUM27qw6a8

スティーブン・スピルバーグ監督が名作ミュージカルを再映画化する『ウエスト・サイド・ストーリー(邦題未定、原題:West Side Story)』より、米国版ティザー映像が到着した。2021年4月26日(日本時間)開催の第93回(2021年)アカデミー賞授賞式にあわせて、製作の米20世紀スタジオが公開した。

『ウエスト・サイド物語』は、1957年にブロードウェイ・ミュージカルにて初演を迎え、1961年にはハリウッドで映画化された不朽のロマンス。ウィリアム・シェイクスピアによる『ロミオとジュリエット』から着想を得たストーリーで、異なる民族的背景を有するストリート・ギャングの抗争に翻弄されるトニー&マリアのカップルが描かれる。

このたび公開されたティザー映像の冒頭では、1957年のニューヨークの街並みが映し出される。静かな路上に響き渡る、不穏さを予感させるサイレン音。壁には「THIS IS OUR PLACE(俺たちの場所だ)」と、ギャングの縄張りを示した文言が大きく書かれており、2つのギャング団が対面する様子も捉えられている。

代表的な劇中歌「サムウェア(どこかに)」にあわせて、体育館でのダンスパーティやストリートで活気よく踊る若者たち、意地をかけたギャング団の争いの様子が、次々と映し出されていく。オリジナル版映画でアニタ役を演じたリタ・モレノも登場する。リメイク版ではあるが、街や人の雰囲気は当時のまま。これまで数々の感動作を生み出してきたスピルバーグ監督が新たに蘇らせる渾身の一作に期待したい。

トニー役には『ベイビー・ドライバー』(2017)などのアンセル・エルゴート、マリア役にはDC映画『Shazam! Fury of the Gods(原題)』への出演を控える新鋭女優レイチェル・ゼグラーが起用。ほか、アニタ役で『ハミルトン』(2020)のアリアナ・デボーズ、ベルナルド役でダンサーのダビ・アルバレス、リフ役で『ワイルドリング 変身する少女』(2018)のマイク・ファイストらが名を連ねている。オリジナル版でアニタ役を演じたモレノは、トニーが働く店のオーナーであるヴァレンティーナという女性を演じ、製作総指揮を兼任する。

映画『ウエスト・サイド・ストーリー(邦題未定、原題:West Side Story)』は、2021年12月10日米国公開予定。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。