ドラマ「ウエストワールド」打ち切り、シーズン4で終了

人気海外ドラマ「ウエストワールド」が、米放送済みのシーズン4をもって打ち切り終了となることがわかった。米Deadlineなどが報じた。
打ち切りの背景には、親会社ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデヴィッド・ザスラフCEOによるコストカット戦略があるとする指摘もある。「ウエストワールド」シーズン3では1億ドルの製作費を要していた。Deadlineは、「視聴率が頭打ちになっていたのは事実」としながらも、この度の打ち切りはコストカット戦略とは関係ないとの内通者情報を伝えている。
米HBOの「ウエストワールド」は2016年より放映されたSFスリラー。西部劇をテーマにした巨大テーマパークで、人間そのものの姿をしたアンドロイドが来場者たちをもてなすのだが、やがてアンドロイドたちが反逆を起こしていく。シーズン3からはパークを飛び出して、実社会を舞台に世界観を拡大していた。
製作総指揮を『スター・ウォーズ』『スター・トレック』のJ・J・エイブラムスが、製作総指揮・脚本・監督を『インターステラー』(2014)や『ダークナイト』3部作を手がけたジョナサン・ノーランが務めた。出演にはアンソニー・ホプキンスやエド・ハリス、エヴァン・レイチェル・ウッド、ジェームス・マースデン、タンディ・ニュートン、ジェフリー・ライトやテッサ・トンプソンら豪華キャストが集結した。
「ウエストワールド」最終シーズンとなったシーズン4は、2022年6月26日〜8月14日にかけて全8エピソードが米放送されていた。最終エピソードのタイトルは「Que Será, Será(=なるようになる)」だった。
Source:Deadline