「モグラ叩き」ハリウッド映画化決定

子どもの頃に誰もが一度は夢中になった「モグラ叩き」ゲームがハリウッド映画化を果たすことがわかった。
バービー人形を実写映画化した『バービー』が2023年に大ヒットした玩具会社マテルの「Whac-A-Mole」に基づく企画。『ターミネーター2』(1991)『第9地区』(2009)などのトライスター・ピクチャーズと共に製作する。実写とアニメーションのハイブリッドになるという。
マテル・フィルムズ社長のロビー・ブレナーはコメントを発表した。「モグラ叩きは単なるゲームではありません。50年にもわたって家族に喜びとちょっとしたカオスをもたらしてきた、笑い転げる反射神経バトルなのです。トライスター・ピクチャーズと提携し、この象徴的な体験を、大画面でワイルドでアクション満載のライドに生まれ変わらせることを、大変嬉しく思っています」。
トライスター・ピクチャーズ社長のニコール・ブラウンも次のコメントで答えた。「マテル社は映画を通して常にインパクトを与え続けています。『モグラた叩き』も同様です。何世代にもわたって文化に根付いてきたブランドなのです。マテル社との協業を通して、この名作オモチャに斬新かつ予想外の解釈を観客にお届けできることを楽しみにしています」。
現在は企画発表段階にあり、あらすじやキャスト、製作陣は不明。本作では、「文化に共鳴し、国際的な観客にアピールできる映画を作る」ことが狙いだとマテル社は伝えた。
マテル社は『バービー』の映画的成功を再現するよう、自社IPの映画化企画をいくつか進めている。このほか、「ボブとはたらくブーブーズ」、ミニカーの「マッチボックス」、「マスター・オブ・ザ・ユニバース」、「ロッケム ソッケmム」企画も存在。ジャレッド・レトら出演の『マスター・オブ・ユニバース』は2026年6月5日に世界公開予定で、ジョン・シナ主演の『マッチボックス』は撮影を終え2026年秋に米公開予定。
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Source:Mattel