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「ボブとはたらくブーブーズ」長編アニメ映画化決定 ─ アンソニー・ラモスが主人公ボブ役声優、プロデューサーにジェニファー・ロペス

Magnus D https://www.flickr.com/photos/magnus_d/6970540791

イギリス発のアニメーションシリーズ「ボブとはたらくブーブーズ」が長編アニメ映画として製作されることが分かった。米Deadline、英The Guadianなど複数メディアが報じている。

ブーブーズという名の擬人化されたトラックたちと大工のボブ、その他の仲間達の日常を描く「ボブとはたらくブーブーズ」は、1998年から2011年まで英国で子ども向けアニメシリーズとして製作された。日本でも2000年から2010年までテレビ放映され、玩具や絵本、DVDなどと合わせて人気を博した。

2023年に『バービー』を大ヒットさせ、現在「ボブとはたらくブーブーズ」の権利を保有しているマテル・フィルムズ、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(2019)や『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(2022)などを手がける制作会社ShadowMachine 、そしてジェニファー・ロペスが率いるヌヨリカン・プロダクションズがチームを組み、この度、人気シリーズが新たに生まれ変わる。監督は未定だが、コロンビア系アメリカ人のフェリペ・バーガスがペンを執ることが決定している。

主人公ボブの声を務めるのは『イン・ザ・ハイツ』(2021)『トランスフォーマー/ビースト覚醒』(2023)のアンソニー・ラモス。ラモスの出自と合わせて、映画のストーリーもプエルトリコの魅惑的な島々を巡りながら、大工として働き、カリブ諸国の生き生きとしたカラフルな外観やその住民を祝福するものとなる予定だ。ラモスもロペスらとともにプロデューサーとして名を連ねている。

ラモスは「長年、『ボブとはたらくブーブーズ』の登場人物は世界中の若者を刺激してきました。ともに働く友人、彼らが共有する美しい家への祝福、そして愛というものが、いかに自分のやり方で困難に立ち向かうのを助けてくれるかと描く映画です」と、シリーズへの愛着と本作への意気込みは十分。名セリフを引用して「Can we fix it? Yes, we can!(やってくれるかい?もちろんさ!)」とコメントを締めくくっている。

また、このセリフを冠した主題歌「Can We Fix It?」もアニメシリーズの主題歌として当時ヒットしたが、ソングライターの顔も持ち、『イン・ザ・ハイツ』や『ハミルトン』(2020)でも歌唱を披露しているだけに、ラモスが主題歌を歌う可能性もありそうだ。またロペスも女優として、そしてミュージシャンとして豊富なキャリアを誇るオールラウンダー。陽気なバイブス溢れる新生「ボブとはたらくブーブーズ」に期待しよう。

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Source:Deadline,The Guadian

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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