もしベンジーが死んでしまったら「悲しい」「ずっと一緒だったから」とサイモン・ペッグがすごく不安になる

『ミッション:インポッシブル』は、スパイ組織IMFのメンバーが不可能に思えるミッションに命懸けて挑んでいくシリーズだ。IMFのエージェントたちは危険な任務の途中で、いつ命を落としてもおかしくない。『M:i:III』(2006)より技術面でミッションを支えてきたベンジー・ダン役のサイモン・ペッグは、ベンジーが帰らぬ人となってしまう不安について米Cinema Blendに吐露した。
「ルーサー(ヴィング・レイムス演じるIMFのメンバー)が言っていたように、僕たちはミッションほど重要な存在ではないし、いつ誰が最期を迎えてもおかしくないと思うんです。もし死んじゃったら悲しいな。ベンジーとはずっと一緒だったし、え、待って……。死なないなんて分かりっこない!でも、そうなったら悲しいです。彼とは17年間も一緒だったし、彼が成長していって、歳を重ねて、より成熟したエージェントになるのを、ずっと見てきたんだもん。ある意味、彼らは悲劇的な人生を送っていますよね。」
基本的にベンジーはパソコンの前に座って任務に当たることが多く、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントほど現場に出ることはないが、それでも彼に危険がないとは言えない。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)でベンジーは胸に爆弾を巻き付けられ、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)ではもう少しのところで首吊りで命を落とすところだったからだ。最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』でもやはりベンジーは絶体絶命の危機に瀕する。シリーズ完結編となる続編で「絶対安全」の保証はないと言えるだろう。
米Comicbook.comのインタビューでは、続編『デッドレコニング PART TWO』では「信じられないような何かが待っている」とコメントしたペッグ。その“信じられないような何か”が、IMFメンバーの死でないことを願うばかりだ。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は公開中。
▼ サイモン・ペッグの記事
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Source:Cinema Blend , Comicbook.com