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トム・ホランド、インスタグラムを離れたのは「日常を乗っ取られた」から ─ SNSとの付き合い方、クリス・プラットと語る

トム・ホランド クリス・プラット
[左]Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/29850075278/ [右]Photo by THE RIVER Remixed by THE RIVER

『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドは、今をときめくハリウッドの若手スターには珍しく、SNSを積極的に使うタイプではない。2019年9月、トムは「Instagramは好きだけど、アプリは消しますよ。SNSを休まなきゃいけないと思って」と発言。その後は有言実行し、投稿のペースを落としてSNSとの付き合いを続けている。

E! Newsの取材にて、トムは、あえて自身がSNSを離れることにした理由を率直に語っている。ピクサー映画『2分の1の魔法』(2020年3月13日公開)の共演者であるクリス・プラットも、テクノロジーと人々の関係についてコメントした。

『2分の1の魔法』の舞台は、かつては魔法に満ちていたが、時の流れや科学技術の進歩により、今では魔法が消えてしまった世界。クリスは「ピクサー映画は世界の本質をすばらしく語ってくれます。今回の映画なら、魔法がテクノロジーに道を譲ったことです」と語り、「もしもテクノロジーの便利さから距離を取れたなら、僕たちをとりまく関係性の“魔法”が見えてくると思いますよ」と発言。これに対し、インタビュアーが「もしもひとつだけテクノロジーを消せるとしたら?」と尋ねると、トムは「Instagram」、クリスは「Twitter」と即答した。

トムは、現在Instagramのアプリを使っていないことを明かし、「距離を置かなきゃいけない、休まなきゃいけないと思った」と述べてから、SNSについての考え方を語っている。

「(SNSに)日常が乗っ取られてしまっていました。僕が取りつかれていたんです。“いいね!”はどれくらいもらえたかなとか、僕の写真にみんなはどんなことを言うんだろうとか、あの人はこんなことをやってる、あんなこともやってる、とか。実際の日常よりも、Instagram上の日常に集中してる自分に気づいたんです。今は一歩退いて、トム自身や、トムが将来どうなるのかに焦点を合わせています。自分自身について考えてる。すごく良い感じですよ。」

コメントの途中、トムは「あっ、自分のことを別人みたいに言っちゃって、イヤな奴みたいになってませんか?」と慌てるも、即座に隣のクリスやインタビュアーが「大丈夫」とフォロー。Instagramについて、トムは「日常で向き合いたくないことから目を逸らすため、気晴らしで使うものだと思うんです」と分析しつつ、「そこを頑張って向き合って、乗り越えられれば、もっとハッピーになれますから」とも言い添えた。

これに続けて、「自分の手の中に、自分自身の存在があれば、そっちを見ますよね」と語ったのはクリスだ。「批判したいわけではありません。僕自身がそうなのはわかっているし。だけど、観察していたらみんながそうなんですよ」と述べた。「注目や恐怖を(スマホから)引き離して、もっと大きなものに向けなきゃいけません。たとえば、家族とか」。

おそらく、トムが今後すぐにInstagramに本格復帰することはなさそうだ。それにしても、「ひとつだけテクノロジーを消せるとしたら」という質問に、2人がすぐさまSNSを挙げたことは、いかにスター俳優にとってSNSが重要なもので、同時にプレッシャーになっているかを示しているようでもある。あなたもSNSに疲れたら、トムにならって、思い切って距離を置いてみては……。

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Sources: E! News, GQ

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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