THE RIVER編集部天才子役ジェイコブ・トレンブレイ、グザヴィエ・ドラン最新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』で熱演見せる
天才映画監督グザヴィエ・ドランが、デビューから10年を経てハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が2020年3月13日より公開となる。「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン、『ルーム』（2015）『ワンダー 君は太陽』（2018）の天才子役ジェイコブ・トレンブレイが共演し、ほかナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツら豪華オスカー女優たちが脇を固めるこの注目作より、ジェイコブ・トレンブレイの熱演を少しだけお見せしよう。
こちらは映画からの実際のシーン。最初に映されているのは、主人公の人気俳優・ジョンが出演するテレビドラマ「ヘルサム学園」だ。ツッコみを入れながらテレビを見て笑い、息子の帰りを待つ女性は、ジョンと“文通”を続ける少年ルパートの母親サムである。
ナタリー・ポートマン演じる母・サムが待つ家に大急ぎで帰ってくるのが、本作のもう一人の主人公のルパート。母サムとアメリカからロンドンに引っ越してきたばかりのルパートは、将来ジョンのような有名な俳優になることを夢見る子役少年だ。子役をしていることから、学校では少し浮いた存在として周りに扱われるルパートにとって、ジョンが出演する人気ドラマ「ヘルサム学園」を見ることは何よりの楽しみだった。
ルパートを演じたジェイコブはこの役について、「大好きなジョンに憧れた大スターになることを夢見ています。そして、ジョンとルパートの二人は、月に1～2度の手紙のやりとりを通して、お互いのことを『自分の本音を話すことができる唯一の人間』だと思い始めるんです」と紹介している。
映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は、2020年3月13日（金）より新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
