さよなら『ウィキッド』、グリンダ&エルファバ役がSNS投稿で別れ ─ 「いつまでも愛してる」「言葉では足りない」

『ウィキッド ふたりの魔女』(2024、日2025)に続く後編『ウィキッド 永遠の約束』が、北米で2025年11月21日に劇場公開を迎えた。グリンダを演じたアリアナ・グランデとエルファバを演じたシンシア・エリヴォがそれぞれInstagramにて2部作の完結への想いを綴っている。
『ウィキッド 永遠の約束』は『ウィキッド ふたりの魔女』に続く物語の完結編で、人気ブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』の第2幕を映画化するもの。すでに本国では前作超えのオープニング成績を打ち立てて話題だ。
グランデは自身のInstagramアカウントに、たくさんの画像を添えて「ありがとう、愛しいグリンダ、すべてに感謝しています。いつまでもあなたを愛し続けるよ…『ウィキッド 永遠の約束』は上映中♡」と投稿。人気者のグリンダを象徴する華やかなドレスに身を包んだショットと合わせて、後ろ姿やモノクロの写真が印象的だ。
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エリヴォもまた自身のInstagramに複数枚の写真をシェアし、熱いメッセージを寄せている。
「この旅が私にとって何を意味して、この時が私に何を教えてくれて、何をくれたか、エッセイや詩、シェイクスピア風の散文で綴ることもできたはず。私が感じた、経験した愛に尺度を与えようとすることもできたはず。私が耳にした物語に数字をあてはめることもできたはず。だけど真実は、数字では小さすぎるし、言葉では足りないってこと。だからこう言いましょう。私の手を取って、金で舗装された道の果てまで歩いてください。そして叶うなら、私が見つけたものが、あなたのところまで届くことを。あなたのエルファバでいさせてくれてありがとう。すべての愛をこめて。C」
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黄色いレンガ道を歩くエルファバの後ろ姿や、キャストやスタッフとの集合写真、空を飛ぶ撮影シーンの動画、グランデとのツーショットなどバラエティに富んだ風景の数々から、現場やエルファバ役を楽しんだことが伝わってくる。グランデもエリヴォもそれぞれトレーラーハウスの前に佇む自分自身をアップしているのは合わせてのことだろうか、それとも偶然だろうか。
シリーズの人気に伴い、原作のその先を描く第3作の可能性を問われると、監督のジョン・M・チュウは「まずは今回の作品を楽しんでください」とコメント。グリンダの友人ファニー役のボーウェン・ヤンも「2作目で終わりにしておこう」と語っている。
『ウィキッド 永遠の約束』では、“西の悪い魔女”となったエルファバと、オズの“善の象徴”となったグリンダの関係が悪化していくなか、オズの魔法使いによって“カンザスの少女”ドロシーやブリキの木こり、かかし、ライオンが集められる。群衆が蜂起し、人々に危機が迫る中、グリンダとエルファバは再び力を合わせなければならない……。
『ウィキッド 永遠の約束』は日本では2026年3月に全国公開予定。




























