実写映画版『ウィキッド』初画像が公開 ─ 西の悪い魔女エルファバ&南の良い魔女グリンダが初お披露目

ロングランのブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』の実写版映画『Wicked(原題)』のファーストルックが米公開となった。
ブロードウェイ・ミュージカル『ウィキッド』は、『オズの魔法使い』(1939)に登場する魔法の国を舞台に、国に災いを招く西の悪い魔女エルファバを主人公とした名作。2003年、ニューヨークのガーシュイン劇場での初演を皮切りに、世界各地で今なお上演され続けている。
『オズの魔法使い』の前日譚となる2部構成の実写版映画では、ドロシーが黄色いレンガの道を辿る前に起きた全てが語られ、のちに西の悪い魔女となるエルファバと良い魔女として知られるグリンダの意外な友情が描かれる。また、悪い魔女のトレードマークとなっている、とんがり帽子を手に入れた経緯も明らかになるという。
このたび監督を務めるジョン・M・チュウがInstagramを更新し、とんがり帽子を被ってホウキにまたがったエリファバと、ピンク色のドレスに身を包んだグリンダが階段を上っている画像をアップ。監督は、「まだ語られていない物語です。黄色いレンガの道から外れたら何が起きるのでしょうか?実写版映画『Wicked』のファーストルックです。現在、オズで撮影中」と綴っている。
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エルファバ(西の悪い魔女)を演じるのは、『ハリエット』(2019)『カオス・ウォーキング』(2021)などに出演しているシンシア・エリヴォ、グリンダ(南の良い魔女)に扮するのは、世界的人気歌手であり女優としても活躍するアリアナ・グランデだ。
脇を固めるキャストとして、魔法使い役で『ジュラシック・ワールド』ユニバースのイアン・マルコム博士で知られるジェフ・ゴールドブラム、マダム・モリブル役で『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)でオスカーに輝いたミシェル・ヨー、フィエロ役で「ブリジャートン家」(2020‐)のジョナサン・ベイリー、ボク役で「マーベラス・ミセス・メイゼル」(2017)のイーサン・スレイターが参加する。
『Wicked(原題)』の前編は2024年11月27日、後編は2025年12月25日に米国公開予定。
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Source:@Jon M Chu