『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版、高畑充希&清水美依紗ほかキャスト続投 ─ 吹替版予告編も公開

人気ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』の完結編、『ウィキッド 永遠の約束』の日本語吹替版に、エルファバの高畑充希、グリンダ役の清水美依紗ほか吹替キャスト9名が前作から続投することが決定した。あわせて、吹替版予告映像とキャスト陣のコメントが到着した。
“西の悪い魔女”となったエルファバ(シンシア・エリヴォ)と、オズの“善い魔女”となったグリンダ(アリアナ・グランデ)。ふたりの関係にひびが入るなか、オズの魔法使いによって“カンザスの少女”ドロシーやブリキの木こり、かかし、ライオンが集められる。群衆が蜂起し、人々に危機が迫る中、グリンダとエルファバは再び力を合わせなければならない……。
日本語吹替版キャストには、エルファバ役(シンシア・エリヴォ)に、映画やドラマのほか「ピーター・パン」や「ウェイトレス」「ミス・サイゴン」などミュージカル俳優としても活躍する高畑充希。エルファバとグリンダが歌う楽曲「フォー・グッド」がお気に入りだといい、「ふたりの歴史を感じたシーンだったので本当にウルっとしましたし、今回初めてグリンダ役の美依紗さんと一緒に歌えて嬉しかったです」とコメントした。
グリンダ役(アリアナ・グランデ)には、「バグダッド・カフェ」や「ビートルジュース」「レ・ミゼラブル」など数々のミュージカルに出演し、卓越した歌唱力と演技で注目を浴びている清水美依紗。続投の喜びを表しながら、「チャーミングさはそのままに、本作では内にある葛藤や、決断を迫られる際の苦しみなども丁寧に描かれていて、グリンダの成長が感じられると思います」と語った。『フォー・グッド』では「高畑さんと一緒に収録でき、お互いに表情をみながら歌えたことが本当に宝物になりました」とも。

また、エルファバの行方を追う護衛隊の隊長フィエロ役(ジョナサン・ベイリー)には、「アラジン」「ノートルダムの鐘」など数々の舞台で主演を務める海宝直人。エルファバの妹で、今やマンチキン国総督のネッサローズ役(マリッサ・ボーディ)に、「キンキーブーツ」「PRETTY WOMAN The Musical」など話題作が続く田村芽実。
グリンダに好意を寄せながらネッサローズの下で働くボック役(イーサン・スレイター)には、人気アニメのほか「屋根の上のヴァイオリン弾き」「宝塚BOYS」など舞台でも活躍する入野自由。グリンダの補佐官であるファニー役(ボーウェン・ヤン)とシェンシェン役(ブロンウィン・ジェームズ)には、動画クリエイター&モデルのkemioと、お笑い芸人・俳優、アーティスト・映画監督とマルチに活躍するゆりやんレトリィバァ。
天候を操りオズの秩序を守るマダム・モリブル役(ミシェル・ヨー)には、舞台俳優として長い経歴を持ち、ミシェル・ヨーほかハリウッド俳優の吹替を数多く務める塩田朋子。そして、最も偉大で恐ろしいオズの魔法使い役(ジェフ・ゴールドブラム)に、「鬼滅の刃」「NARUTO ―ナルト―」など数々の人気アニメやナレーション、そしてゴールドブラムの吹替を長年担当している大塚芳忠が続投した。
吹替版の制作には、台詞演出の三間雅文、音楽プロデューサーの蔦谷好位置、歌唱指導の高城奈月子、日本語歌詞監修のいしわたり淳治が引き続き参加する。

『ウィキッド 永遠の約束』吹替キャストコメント
高畑充希(エルファバ役)
『ウィキッド ふたりの魔女』をたくさんの方に観ていただき、「字幕も吹替も観たよ!」と言ってくれる方が多くて、凄く嬉しかったです。エルファバとグリンダが今作で歌う「フォー・グッド」という曲は、ふたりの歴史を感じたシーンだったので本当にウルっとしましたし、今回初めてグリンダ役の美依紗さんと一緒に歌えて嬉しかったです。
私は一足早く本編を拝見しましたが、とても胸がきゅっとなり、人生を考えさせられるような壮大な物語になっています。名曲の数々に加え、今回は映画オリジナルの新曲もありますので、ぜひ映画館で楽しんで下さい。
清水美依紗(グリンダ役)
引き続きグリンダ役としてこの世界に戻ってこられてとても嬉しいです。前回に引き続きグリンダは可愛らしくチャーミングですが、本作では内にある葛藤や、決断を迫られる際の苦しみなども丁寧に描かれていて、グリンダの成長が感じられます。
見どころ満載の本作ですが、「フォー・グッド」をふたりが歌い上げるシーンは注目です。高畑さんと互いに表情をみながら歌えたことは本当に宝物になりました。あたなに出会えたから私がいるという、ふたりの切実で確かな愛が詰まったシーンなので、是非ご注目下さい。
エルファバの正しいと信じる道を真っすぐ進んでいく姿や、グリンダの皆から愛される存在として希望を広げていく姿が、今の私たちに色々な形で胸に届くところがきっとあると思います。是非映画館でご覧下さい。
海宝直人(フィエロ役)
フィエロ役の吹替担当としてこの物語に再び関われること、とても光栄に思っています。物語が持つ力強さやキャラクターの心の繊細な動きが、美しい映像と音楽によって鮮やかに描き出されているのを収録の中で強く感じました。フィエロの軽やかさの奥にある優しさや不器用さにも丁寧に寄り添いながら、新たに描かれるオズの世界を皆さまにお届けできればと思います。
田村芽実(ネッサローズ役)
また、大好きなオズの世界に戻ってくることができて大変幸せに思っています。アフレコをしながら、映像の力に圧倒され、心動かされてしまう瞬間がたくさんありました。きっと皆様の心にも届くはずです。どうか楽しみに待っていてください!
入野自由(ボック役)
待ってました!!今作も続投が決まり、とても嬉しく思っています。オズの国はどうなるの!?登場人物たちの行く末は!?今回も見所満載です。ボックも波乱の連続!ぜひ、映画館へ!
kemio(ファニー役)
再び『ウィキッド』に携わることができて本当に嬉しく思います。本作では、フレッシュなファニーの姿や彼の成長を感じ、新しい発見もありながら声を当てることができました。吹替のお仕事以上の気づきや、勉強をさせて頂いたキャラクターなので、ファニーには凄く感謝しています。映画館を出る際に、皆さんの人生に新たな旅が訪れるのではないかなと思う、そんな素晴らしいメッセージを感じていただける映画だと思いますので、是非ご覧下さい。
ゆりやんレトリィバァ(シェンシェン役)
再びシェンシェンの吹替を担当できるのは、嬉しくもあり身も引き締まる思いです。前作に比べてシェンシェンが少し大人になっているので、そこを上手く表現したいという思いで吹替に挑みました。いよいよ来年3月に公開になりますが、あのふたりの間にこういうことが起きてたの!?とか、あのストーリーの裏は実はこうだったんだ!という、本当に皆さんが知りたかったことや見たかったことが明らかになると思います。シェンシェンやファニーの少し成長した姿も楽しみにしていて下さいね!
塩田朋子(マダム・モリブル役)
いよいよ!待ちに待った最終章です。「吹替版で観ましたよ」というお声をたくさんかけて頂き、嬉しさと同時に、この作品の偉大さ、そして関われた事の喜び、責任を痛感しています。正反対の道を選んだエルファバとグリンダ、そして他のキャスト達の新たなる旅立ちをどうぞ皆さんで見届けて下さい!
大塚芳忠(オズの魔法使い役)
前作に引き続き続投させて頂くことになりました。これほどの超大作に再び関わることでき声優冥利につきるという思いです。長い間ジェフ・ゴールドブラムの吹替を担当させて頂いておりますが、今回の作品における魔法使いの役こそ彼の代表作となるものだと、改めて確信いたしました。彼の独特な個性、醸し出す不思議なムード、まさに魔法の世界の住人そのもの。ふたりの魔女と歌い踊るシーンなど感動で胸が熱くなりました。どうかどうか、来春の公開、楽しみにお待ち下さい。
映画『ウィキッド 永遠の約束』は2026年3月6日(金)全国ロードショー。



























