Menu
(0)

Search

『ウィキッド ふたりの魔女』英語脚本が早くも公開 ─ PDFで読める

ウィキッド 永遠の約束
© Universal Studios. All Rights Reserved.

人気ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』の後編、『ウィキッド 永遠の約束』の英語脚本が公開された。PDFで誰でも閲覧が可能だ。

本作は、『ウィキッド ふたりの魔女』(2024、日2025)に続く物語の完結編で、舞台の第2幕を映画化したもの。米国では2025年11月21日に公開され、全世界興行収入4億6,920万ドルの大ヒットを記録している。

本作では新曲として、エルファバ(シンシア・エルヴォ)による「No Place Like Home」と、グリンダ(アリアナ・グランデ)による「Girl in the Bubble」の2曲が追加され、いずれもアカデミー賞歌曲賞の最終候補入りを果たしている。さらに本作は、ゴールデン・グローブ賞5部門、クリティクス・チョイス・アワード7部門にノミネートされ、アメリカ映画協会(AFI)による「2025年ベスト映画」にも選出された。

脚本は、ミュージカル版『ウィキッド』のウィニー・ホルツマンと、デイナ・フォックスが共同執筆。原作小説は『オズの魔法使い』に着想を得て1995年に刊行された、グレゴリー・マグワイア著の『ウィキッド』だ。

『ウィキッド 永遠の約束』では、“西の悪い魔女”となったエルファバ(シンシア・エリヴォ)と、オズの“善い魔女”となったグリンダ(アリアナ・グランデ)の関係が悪化していくなか、オズの魔法使いによって“カンザスの少女”ドロシーやブリキの木こり、かかし、ライオンが集められる。群衆が蜂起し、人々に危機が迫る中、グリンダとエルファバは世界を変えるため、再び力を合わせなければならない……。

イエロー・ブリック・ロードの建設から幕を開ける脚本は、別々の選択を余儀なくされた二人の人生、『オズの魔法使い』と交差する出来事、そしてエルファバ出生の背景へと踏み込みながら、決して壊れることのない絆も美しく描き出していく。原文で完結を見届けることは、映画とはまた違った味わいがあるだろう。

映画『ウィキッド 永遠の約束』は2026年3月6日(金)全国ロードショー。

Writer

アバター画像
KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly