スーパーマン役ヘンリー・カヴィル、人気小説&ゲーム『ウィッチャー』ドラマ版に主演 ― Netflixが製作

大人気ゲーム『ウィッチャー3 ワイルドハント』を含む『ウィッチャー』シリーズ、およびその原作小説をNetflixがドラマ化する「ザ・ウィッチャー(邦題未定、原題:The Witcher)」に、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)のヘンリー・カヴィルがキャスティングされたことがわかった。米Deadlineほか複数のメディアが伝えている。
Netflixによるドラマ版「ザ・ウィッチャー」は、アンドレイ・サプコフスキによる小説『ウィッチャー』シリーズ(早川書房刊)をベースとする作品で、ゲーム版より小説に忠実な内容になるという。ヘンリーが演じるのは魔物を退治するハンターである主人公「リヴィアのゲラルト」役。
かねてよりヘンリーは“ゲーマー”として知られており、『ウィッチャー』シリーズも大ファンであること、またゲラルト役への興味も語っていた。今回のキャスティングは、いわば“相思相愛”ともいうべきものだろう。

「ザ・ウィッチャー」で脚本とエグゼクティブ・プロデューサー、ショーランナー(製作統括)を兼任するのは、これまで「Marvel デアデビル」シーズン2(2016)や「Marvel ザ・ディフェンダーズ」(2017)を手がけてきたローレン・シュミット・ヒスリック。ヘンリーのキャスティングは「第一希望だった」といい、主演に迎えられた喜びを語っている。
またNetflixは「ザ・ウィッチャー」の製作にあたり、早くも豪華監督陣の起用を決定済みだ。「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(2013-)や「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)などに携わったアリク・サカロフ監督が第1話を含む4エピソードでメガホンを取るほか、エグゼクティブ・プロデューサーを兼任。「Marvel パニッシャー」(2017-)や「マーベル クローク&ダガー」(2018-)のアレックス・ガルシア・ロペス、「アウトランダー」(2014-)などのシャーロット・ブランドストロームがそれぞれ2エピソードを担当する。原作者のアンドレイ・サプコフスキが、クリエイティブ・コンサルタントとして作品を監修することにも注目したい。
なお今回のキャスティング発表にあたって、ヘンリーも自身のInstagramを通じて反応を示している。
これまでヘンリーは、DC映画でのスーパーマン役や『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のオーガスト・ウォーカー役で激しいアクションシーンをこなしてきた。「ザ・ウィッチャー」はファンタジー作品となるが、鍛え上げられた肉体を駆使したアクションをふたたびたっぷりと見ることができるだろう。
ドラマ「ザ・ウィッチャー(邦題未定、原題:The Witcher)」の配信日は不明。
Sources: Deadline, Henry Cavill, Lauren S. Hissrich