「オズの魔法使い」新作映画が製作中、ドラマ版「ウォッチメン」監督が就任 ─ 『ラ・ラ・ランド』プロデューサー手がける

児童文学ファンタジー小説「オズの魔法使い」を題材とした新作映画(タイトル未定)が企画されていることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
ライマン・フランク・ボームンによる『オズの魔法使い』は、魔法の国オズに住む少女ドロシーが、災いが起きた国の平和を取り戻すべく、旅に出る冒険物語。1902年に舞台化され、1939年にはジュディ・ガーランド主演で映画化された。物語の誕生から1世紀以上経った現在でも愛され続ける不朽の名作だ。
監督に起用されたのは、エミー賞などで高評価を獲得したドラマ版「ウォッチメン」(2019-)のエピソード監督・製作総指揮で知られるニコール・カッセル。製作には、『ラ・ラ・ランド』(2016)を手がけ、今後公開される実写映画版『ウィキッド(原題:Wicked)』や『Dear Evan Hansen(原題)』にも参加するマーク・プラットや、『きっと、星のせいじゃない。』(2014)『ヘイト・ユー・ギブ』(2018)のウィク・ゴッドフリーとマーティ・ボーウェンらが就任している。
監督に抜擢されたカッセルの起用は、制作の米New Line Cinemaによる入念な調査のもと決定されたという。このたびの発表に際して、カッセルは「1939年のミュージカル映画が私のDNAの一部である一方で、このような伝説的なおとぎ話を再想像させて頂けることにワクワクし、光栄に感じています」と意気込みを語っている。
Source: Deadline