ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット共演『Wolfs』はR指定版『オーシャンズ』風? ─ 「楽しくて、ダークで、イカれてる」

ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットという世紀の2大スターが夢の共演を果たす『Wolfs(原題)』は2024年を熱くする一作となること必至だろう。クルーニーがGamesRadar+のインタビューにて、気になる作品の世界観を明かしている。
ともに一匹狼タイプのフィクサーであるピットとクルーニーが同じ仕事に任命される様を描くというスリラー映画の『Wolfs』。Appleオリジナル作品だが、『ナポレオン』(2023)に続いてソニー・ピクチャーズが配給権を獲得しており、2024年9月20日に米国にて劇場公開予定となっている。
クルーニーとピットは『オーシャンズ』シリーズや、コーエン兄弟による『バーン・アフター・リーディング』(2008)で共演してきた経緯もあり、息の合った演技が堪能できそうだ。クルーニーも作品の出来栄えに自信を持ってコメントしている。
「実にいい映画ですよ。私はこの男、ジョン・ワッツ(監督)が大好きなんです。何て監督でしょう。ぶっ飛んでますよ。ちょうど試写上映をしたのですが、めちゃくちゃ盛り上がりましたよ。私たちもすごく興奮しました。思うに、とても楽しくて、ダークで、イカれている、R指定の『オーシャンズ』シリーズみたいな感じです。」
監督を務めるジョン・ワッツはトム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズで一躍世界にその名を広めたが、キャリア初期は『クラウン』(2014)『COP CAR/コップ・カー』(2015)などホラーやスリラーを手がけていたため、R指定版『オーシャンズ』シリーズというクルーニーの喩えもしっくりくる。
アリ・アスター監督最新作『ボーはおそれている』での演技にも注目が集まるエイミー・ライアン、「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2019-21)など話題のドラマ出演が続くオースティン・エイブラムス、「ロー&オーダー」シリーズなどに出演するほか、プロデューサー業も務めるプールナ・ジャガナサンらがキャストに名を連ねている。現段階では日本を含むグローバル展開については未定だが、『ナポレオン』同様、全世界配信に先駆けた劇場公開に期待が集まっている。
『Wolfs(原題)』は2024年9月20日より米国にて劇場公開。
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Source:GamesRadar+