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心理スリラー『ウーマン・イン・ザ・ウインドウ』米予告編 ─ エイミー・アダムス、ゲイリー・オールドマン、ジュリアン・ムーア、アンソニー・マッキー出演

https://www.youtube.com/watch?v=J0hTmzISOlQ

エイミー・アダムスゲイリー・オールドマンジュリアン・ムーア。一筋縄ではいかない実力者3人が出演するサイコ・スリラー『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(原題:The Woman in the Window)』の米国版予告編が公開された。

スマートフォンのカメラに映るのは、児童心理学者のアナ・フォックス。「私はアナ・フォックスと言います。私について、言わなければならないことがあります。私には不安障害があって…」。ある日、広い屋敷に暮らしているアナを隣人の青年イーサン・ラッセルが訪ねてくる。「通りの向かいに住んでいる者なんですが、母があなたにこれを渡して欲しいって」。しかしアナはその声を拒む。「来客の準備をしていないので…その…私は広いところが怖くって…外に出られないから…」。

その日から、アナは向かいに暮らすラッセル一家を認識する。セラピストは「つまり、人を家に入れたんですね。向かいに住んでいる人を」。その“向かいに住む人物”とは、イーサンの母親ジェーンだった。二人はワインを飲み交わし、治療のために薬を飲むアナに対して、ジェーンは「アルコールと一緒に飲んじゃいけないのは知ってるけど」と笑う。セラピストはアナに、「友達になったんですか?」と尋ねる。

「あなたのイヤリング、いいね」「ありがとう、昔の恋人からの贈り物なんだ」「旦那さんは知ってるの?」「うちの家族は複雑だからね」。謎の男性の姿が映し出され、続いて目に涙を浮かべるイーサン、夫のアリスターが登場する。アナの家の窓からは、ラッセル家の様子がよく見える。なにやら声を荒げているらしいジェーンに、トンカチを無造作に置くアリスター。アナが入浴していると、女性の叫び声が聞こえた。窓から見えるジェーンの姿、「助けて!」と呼ぶ声。

あわてて通報したアナのもとに、ニューヨーク市警のリトル刑事とアリスターが訪ねてくる。「なぜ彼がここにいるの?」「ラッセルさんは、あなたが誤解をしているとお思いです」。戸惑うアナに、アリスターは「あなたは私の妻に会っていない」と語りかける。「一緒に夜を過ごしました」と主張するアナの前に現れたジェーンを名乗る女は、アナの知るジェーンではなかった。「彼女はジェーンじゃない!」。

アナは夜道で襲われるように見えるが、犯人の姿は消えてしまう。リトル刑事の「お医者さんによると、薬で幻覚が見えることがあるそうです」という声が聞こえる。ラッセル家を覗くアナは、「なぜ彼らを守るの? みんなが何かを隠してる。彼女のイヤリングが家にあるんだ」と口にしては、一家を調べ、覗き、カメラを構える。アリスターはアナに「君は遊ぶ家族を間違えてる」と詰め寄り、セラピストは「あなたが一人で来ていること、みなさんはご存知ですか?」と問いかけた。“誰もが怪しい、すべてが手がかり”。おかしいのは自分か、それとも隣人か。「よそのおうちを覗いちゃだめ、いいものなんて見えないから」。そして、アナの身にも危険が迫る。

A・J・フィンの同名ミステリを映画化した本作は、映画ファンなら察しがつくように、アルフレッド・ヒッチコック監督作品『裏窓』(1954)を下敷きとしている。監督は『アンナ・カレーニナ』(2012)『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)のジョー・ライト。実話映画の名手が、クラシックなミステリに敬意を捧げる本格スリラーに挑んだ。

出演は『バイス』(2018)『アメリカン・ハッスル』(2013)などで映画賞に輝き、「シャープ・オブジェクツ」(2018)も絶賛されたエイミー・アダムスと、もはや説明不要の名優ゲイリー・オールドマン&ジュリアン・ムーア。さらにマーベル映画のファルコン役で知られるアンソニー・マッキー、「アトランタ」(2016-)『ジョーカー』(2019)のブライアン・タイリー・ヘンリー、マーベルドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題)」を控えるワイアット・ラッセルが出演する。脚本を執筆し、自らセラピスト役を演じるのは、著名な劇作家であり、『フォードvsフェラーリ』(2020年1月10日公開)など近年は俳優業も多いトレイシー・レッツだ。

映画『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(原題:The Woman in the Window)』は2020年5月15日に米国公開予定。なお本作は、ディズニーとの統合後に部門閉鎖が決定したFOX 2000による最終作。当初は2019年10月に米国公開予定だったが、再撮影・再編集のために公開延期となっていた。

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Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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