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『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ウンパルンパの日本語吹替、松平健に決定 ─ 完全吹替版、予告編も到着

ウォンカとチョコレート工場のはじまり
© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

世界中を虜にしたファンタジー『チャーリーとチョコレート工場』で有名な工場長ウィリー・ウォンカの若き日の物語を描く『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』に登場する小さな紳士ウンパルンパ役の日本語吹替声優が松平健に決定した。

ウンパルンパは、ジョニー・デップがウィリー・ウォンカ役を演じて大ヒットを記録した映画『チャーリーとチョコレート工場』でチョコレート工場の従業員という役どころで登場し、その奇抜なキャラクターと一度聴いたら耳から離れない歌とダンスによって、一躍世界中から注目を集めた人気キャラクター。本作ではウォンカの部屋に忍び込み夜な夜なチョコレートを盗む一方で、ウォンカの窮地に現れ、時には力を貸してくれる謎の小さき紳士として描かれている。演じるのは、『ラブ・アクチュアリー』(2003)など数多くのロマンティック・コメディに出演した名優ヒュー・グラント

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ウンパルンパ役の日本版声優に決定した松平健は、近年再ブレイクした「マツケンサンバⅡ」など、常に第一線でエンタテイメントを提供し続け、若い世代はもちろん老若男女問わず絶大な人気を集めてきた。ウンパルンパというキャラクターが放つ楽しさと、数々の作品に出演を続けるヒュー・グラントと肩を並べる実績を併せ持つ人物として役を打診された。

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オファーに対して松平は「吹替経験は少ないので少し不安はありました。ただ役が可愛くて、普通の人をやるよりもすごい変わった役だったので面白いなと思いました」とウンパルンパのキャラクターに惹かれたことが決め手だと明かした。ウンパルンパは「小さいけども強いプライドがあって、可愛い」キャラクターだが、歌のアフレコ収録は難しかったという。「聞いてたら簡単なリズムな歌なんですけど、歌ってみたら難しい歌でした」とその苦労を語っている。また、「ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っているんで」と、劇中でも登場するウンパルンパの踊りを真似しながら歌うお茶目な姿も披露している。

ベテランでありながら常に新しいことに挑戦し、話題に事欠かない松平。ウィリー・ウォンカの夢のはじまりが描かれる本作にちなみ、今後の自身の夢について聞かれると、「今は自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することが今の夢です」と、まさに主人公ウォンカのような若き挑戦者の夢を支える、思わず胸が熱くなる言葉も飛び出した。

続けて「この作品はすごい夢があったり、家族愛、そして友情、色んなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品です」とメッセージ。「歌あり、踊りあり、色んなものが詰まったファンタジーなので是非ご覧いただきたいです」と公開を楽しみにしている方々に向け、言葉を送った。

本作は、劇中の全13曲もの歌とセリフを同一キャストが吹替を務める完全吹替版”。主人公ウィリー・ウォンカ役には、日本レコード大賞受賞の5人組男性アーティスト・Da-iCEのボーカルを務める花村想太、ウォンカの相棒的存在となる少女・ヌードル役に楽器を持たないパンクバンドBiSHのボーカルを務めていたセントチヒロ・チッチ、チョコが好きすぎて悪事に手を染める警察署長役として、大人気のお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平、チョコレート中毒の神父役として相方の松尾駿など、各界の実力派が集結した。そんな完全吹替版の日本版予告も合わせて到着している。

予告では、世界一のチョコレート店を開くという亡き母との約束を叶えるため、主人公ウォンカが、ひとりぼっちの少女ヌードルなど一風変わった宿の住人たちやウンパルンパと共に、自分の夢を阻むチョコレート組合3人組に立ち向かう姿が描かれている。チョコプラ長田が演じる悪事に手を染める警察署長が、ウォンカの顔を噴水へと突っ込み理不尽な罰を与える悪役っぷりや、松尾が演じる神父がキリンに追いかけられ慌てふためく様子なども盛り込まれ、完全吹替版への期待が高まる仕上がりとなっている。

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ウンパルンパ役声優松平健 インタビュー全文

ウォンカとチョコレート工場のはじまり
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── 今回、松平さんが日本版声優を演じるウンパルンパは、どんなキャラクターですか?またこの役のオファーが来た際は率直にどう思われましたか?

人間からは離れた島でカカオ豆を育てながら平和に暮らしていて、小さいけれども大きなプライドを持つオレンジ色の紳士で、ウォンカのチョコを盗んだり、はたまたピンチを救ったりして物語に関わっていくキャラクターです。

吹替経験はあまり多くないので、少しだけ不安はありましたが、この役が可愛いくて、普通の人の役をやるよりもすごく変わった役だったので面白いなと思い、参加を決めました。

── ウンパルンパを演じるヒュー・グラントのお芝居はいかがでしたか。

非常に紳士的で、気位が高いなと思いました。特にこの作品の中では、キャラクターを踏まえて相手を下に見て偉そうに喋るという演技をされていて、その演出も相まって全く違和感がないお芝居だと感じました。

── アフレコ収録を振り返ってみていかがでしたか?苦労した点など教えて下さい。

劇中では、「ウンパルンパ1」「ウンパルンパ2」「ウンパルンパ3」という3曲を歌うシーンがあるんですが、そこが難しかったですね。聞いてみると、簡単なリズムの歌なんですが、実際に歌ってみたら独特のテンポで。ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っている、ということもあり監督の指示で膝を屈伸する動きをしながら本番でも収録しました。

── 本作は全編13曲もの歌が登場しますが、松平さんにとっての音楽活動についてお聞かせください。また、一緒に楽曲制作もされている、出演キャストのチョコレートプラネットについても印象をお聞かせください。

俳優という仕事をやってきてあるタイミングから音楽にもチャレンジしたのですが、「歌」というのは、聴いてる人たちを笑顔にしたり、明るく元気にさせることができるので、「皆さんに笑顔を届けたい」という気持ちで活動しています。チョコレートプラネットのお二人は多才ですね。何でもできてしまう。あの楽曲(チョコレートプラネット長田が制作し、松平がカバーをした楽曲「パンダピラニア」)は彼らからお話を頂いて、音楽のリズムがすごく楽しかったので、参加させていただきました。

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── 「夢を見ることから全てははじまる」という本作のテーマにちなみ、今後チャレンジしたいことはありますか?また、夢を持てない、夢に向かっていくことが難しいと考えている人に人生の先輩としてどんなメッセージを贈りますか?

今は自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することが今の夢です。何やってもダメだ、とすぐ諦めてしまう人も多いですけど、何か一つ好きなことを追求するのも良いと思います。大きな夢じゃなくても、小さい夢でもとにかく好きなこと一つあれば、それを突き進めていくことで道が開けることもあると思います。

── 公開を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

この作品では夢、家族愛、そして友情と色んなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品になっています。歌あり、踊りあり、ドラマありの色々なものが詰まったファンタジーになっているので是非ご覧いただきたいです。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は2023年12月8日、日本公開。

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THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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