ジェイソン・ステイサム&ガイ・リッチー最新作『Wrath of Man』米予告編 ─ 息子の復讐に燃える男、圧倒的な銃さばきで敵を一掃
『スナッチ』(2000)などのジェイソン・ステイサムとガイ・リッチー監督によるアクション映画『Wrath of Man(原題)』より、米国版予告編が公開された。
本作は、『ブルー・レクイエム』(2004)のハリウッドリメイク版。ステイサム演じる主人公は、現金輸送会社のトラックのセキュリティガードをしている、謎めいた男「H」。男は強盗に見舞われる最中に圧倒的な力を見せつけて、同僚を驚かせる。同僚は彼の正体に疑問を抱き始め、やがて彼の真実が明かされていく。
公開された予告編ではHが、現金輸送会社に勤務することになる場面からスタート。「この仕事がどれだけ危険なものになるかもしれないか知っているか?」とひとりの従業員が彼に話すも、Hはそんなことに動揺する素振りさえ見せない。
そしていざ仕事に就くと、早速、現金を強奪しようと目論む犯罪集団に囲まれてしまう。間違いなく普通であれば焦る場面だが、そんな光景を前にしても、Hは動揺するどころか、「任せてください」と自信満々に言い放つのだった。そこからHは、ずば抜けた銃さばきで敵を一掃していく。相手を間違えたといわんばかりに、敵は一瞬にして返り討ちにされてしまうのだ。
Hの只者ではない姿をみた同僚たちは、彼の正体に疑問を抱きはじめる。「彼は襲われることを望んでいるみたいだ」「彼は警察官じゃない。ただ警察官じゃなかったら彼は何者なんだ」。そこからHのフラッシュバックで、息子が強盗犯らしき集団に殺されてしまったことが明らかになる。「息子を誰が殺したのか知る必要がある」。Hは、復讐のため次々と犯罪集団を追い詰めていく。ジェイソン・ステイサムによるスペクタクルなアクション、ガイ・リッチーによるスタリッシュな演出に注目しよう。
出演者にはステイサムのほか、『シン・シティ』(2005)ジョシュ・ハートネット、『アウトポスト』(2020)スコット・イーストウッド、『ファイトクラブ』(1999)ホルト・マッキャラニー、『ボーダー・ライン』シリーズのジェフリー・ドノヴァン、ポスト・マローンらが名を連ねている。脚本はリッチーのほか、『ジェントルメン』イヴァン・アトキンソン&マーン・デイヴィスが担当した。
映画『Wrath of Man(原題)』は、2021年5月7日に米国公開予定。
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Source: IndieWire