『ワンダーウーマン』アメリカで『スパイダーマン』『パイレーツ・オブ・カリビアン』を抑えて“この夏一番楽しみな映画”に選ばれる

DCエクステンデッド・ユニバース作品『ワンダーウーマン』が、アメリカの映画ファンによって「2017年夏、一番楽しみな映画」に選ばれたことがわかった。この調査はアメリカの映画情報サイト「ファンダンゴ」が実施したもの。ランキングでは『スパイダーマン:ホームカミング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』などの強豪を抑えて堂々のトップを獲得している。
1万人の映画ファンが選ぶ「この夏一番楽しみな映画」
映画情報サイト「ファンダンゴ」は、アメリカの映画ファン1万人以上を対象に「この夏一番楽しみな映画」を調査している。選べる作品は、2017年5月29日から9月4日の間に米国で上映されている映画のみ。その結果、『ワンダーウーマン』と『スパイダーマン:ホームカミング』という2大ヒーロー映画がランキングのベスト2を飾ることとなった。以下がランキングのベスト10である。
- 『ワンダーウーマン』(6月2日米国公開/8月25日日本公開)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(7月7日米国公開/8月11日日本公開)
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(5月26日米国公開/7月1日日本公開)
- 『ダーク・タワー(原題:The Dark Tower)』(8月4日米国公開/日本公開未定)
- 『ダンケルク』(7月21日米国公開/9月9日日本公開)
- 『怪盗グルーのミニオン大脱走』(6月30日米国公開/7月21日日本公開)
- 『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』(7月14日米国公開/2017年日本公開)
- 『トランスフォーマー/最後の騎士王』(6月21日米国公開/8月4日日本公開)
- 『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(6月9日米国公開/7月21日日本公開)
- 『ベイウォッチ(原題:Baywatch)』(5月25日米国公開/日本公開未定)
ファンダンゴはそれぞれの作品にどれだけの票が集まったのかを公表していないが、『ワンダーウーマン』『スパイダーマン』を抜きにしてもこれは興味深いランキングだろう。「『ダーク・タワー』の注目度そんなに高いの?」「グルー強いな……」「トランスフォーマーはそこでいいの?」など、読者の皆さんもさまざまな感想を持つのではないだろうか……。
しかし、この結果に一番驚いたのは『ワンダーウーマン』でメガホンを取ったパティ・ジェンキンス監督のようだ。ファンダンゴに対して、監督は以下のようなコメントを寄せている。
「えっと、こうなるって誰が予想できたの? 私がぜんぜん自信なかったのに。誰が『ワンダーウーマン』を観たいと思ってくれているのか分からないから、私はいつも“ワンダーウーマンってスゴいキャラクターなんだよ!”って言ってきた。でも、みんながこういう反応をしてくれて、私たちが期待されてることがわかったの。この映画を信じてもらえていること、そういう人たちがいることにとても感謝してる。言葉にできないわ。マジで信じられないのよ!」
映画『ワンダーウーマン』は2017年8月25日公開。
Source: https://www.fandango.com/movie-news/director-patty-jenkins-reacts-to-wonder-woman-being-named-the-most-anticipated-summer-movie-752310
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/Wonder-Woman-Vol-7-War-Torn-ebook/dp/B013TGYLLA/