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『X-MEN』キャスト再集合の豪華オンライン企画、『デッドプール』ライアン・レイノルズが乱入してしまう

X-MENリユニオン
https://youtu.be/TvLnAZXznes

スーパーヒーロー映画の礎を築いたと言っても過言ではない『X-MEN』実写映画シリーズ。ヒュー・ジャックマンらが出演したシリーズ第1弾が2000年に公開されてから、早くも20年が経った。

この度、『X-MEN』旧3部作で活躍したウルヴァリン/ローガン役のヒュー・ジャックマン、ストーム/オロロ・マンロー役ハル・ベリー、ジーン・グレイ役ファムケ・ヤンセン、そしてプロフェッサーX/チャールズ・エクゼビア役のパトリック・スチュワートがオンラインで集合。20年来の仲間との再会を楽しもうというところ、“アイツ”が乱入してきて……。

「『X-MEN』の1作目からもう20年だなんて、信じられないよね」「ファムケを見て、もうちょっと綺麗な格好をしとけば良かったと思ったよ」……懐かしいメンバーの再会をヒューが喜んでいると、そこに別の誰かからコール。現れたのは、『デッドプール』のライアン・レイノルズだ。「どうもどうも!うわー!スターがいっぱいだぁ〜!」

ライアン・レイノルズといえば、すっかり『デッドプール』(2016)『デッドプール2』(2018)のイメージでお馴染みだが、ヒュー・ジャックマン版ウルヴァリンのオリジンを描いた『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)にも“悪名高く”登場している。ライアン自身からもお調子者の印象があるが、『ウルヴァリン』劇中でもひたすら喋りまくる、やかましいキャラクターだった(そのため、最終的に口を文字通り塞がれる)。

「あれ、イアン・マッケランじゃない?」ライアンがはしゃいだ瞬間、イアン・マッケラン(マグニートー)は即退室。ヒューが「ライアン、僕らはみんなで一緒に出た映画の思い出話をしてたんだよ」と説明すると、ライアンは「あぁ、あの映画…、大好きだよ」と妙にしんみり。一同、沈黙である。

「僕も混じっていいよね?みんなで『X-MEN』やったもんね」と居座ろうとするライアンに、ハル・ベリーとパトリック・スチュワートは「『X-MEN』の“オリジン”の方ね」とやんわり。ヒューは優しいから「会えて嬉しいよ」と微笑んでくれる。

ライアンが「実は、他にも呼んでる人がいるんだ」と呼びかけると、なんと新シリーズ版からプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアの若年期を演じたジェームズ・マカヴォイ、ジーン・グレイ役ソフィー・ターナーが登場。「プロフェッサーが1画面に2人いるぞ」とマカヴォイ、「どういうことなの」とファムケ。

マカヴォイとソフィーを呼んだライアンは「『X-MEN』の映画みたいだ」と得意げだが、ソフィーは「すみません、『ゲーム・オブ・スローンズ』の再集合企画かと思ってました」と漏らす。ソフィーは「ゲーム・オブ・スローンズ」メイン・キャラクターのひとり、サンサ・スターク役でもおなじみだ。ライアンは「ティリオン・ラニスター(ピーター・ディングレイジ)も『X-MEN』に出てたよね!」と言うが、ソフィーはそのまま退室してしまう。

続けてファムケも「ジェームズ・ボンドの再集合Zoomがあるから」と言って退室。同じく『007』シリーズでボンド・ガールを務めたハル・ベリーも「しまった、私もだ」と退室。マカヴォイは『スプリット』の、パトリックは『スター・トレック』の再集合があると言って続々と退室してしまう。結局、残ったのはライアンとヒュー、いつもの2人となってしまった。

せっかくの『X-MEN』再集合企画が崩壊してしまい虚しそうな顔のヒューに、ライアンは「あっという間にいなくなっちゃったね」「2人きりだね、ローガン」とサイコな笑み。「この『X-MEN』再集合、どういうことか分かる?」とライアンが意味深につぶやくと、そこに……「『X-MEN』オリジン再集合!イェア!」『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で、ウルヴァリン因縁の兄ビクター・クリード/セイバートゥースを演じたリーヴ・シュレイバーが、ノリノリで現れたのだった。

この豪華企画は、「真のスーパーヒーロー」である医療従事者やエッセンシャルワーカー(人々の生活に必要不可欠な仕事に従事する人々)を称えたいというもの。世界の貧困問題解決を目指す非営利団体Global Citizenが実現させたものだ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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