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『X-MEN』映画版仕掛け人、MCU合流でアイアンマンとの共演希望 ─ 『ブラックパンサー』とのクロスオーバーにも興味

マーベル
※画像はイメージです。

映画『X-MEN』シリーズの“仕掛け人”は、X-MENのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)合流後、アイアンマンや『ブラックパンサー』のキャラクターとの共演に期待を寄せているようだ。

これまでの『X-MEN』シリーズで脚本・製作を担当、最新作『X-MEN: ダーク・フェニックス』では脚本・監督を務めたサイモン・キンバーグは、米Varietyの取材にて「X-MENとの共演を観てみたいヒーローは?」との問いかけに応じている。

「僕はたくさんのMCUキャラクターの大ファンなんですが、おそらくはワカンダ(ティ・チャラ/ブラックパンサーが国王を務める)の誰か、もしくはアイアンマンでしょう。僕はロバート・ダウニー・Jr.が大好きなんです。一緒に働いたこともありますし、あのキャラクターでの仕事は素晴らしいですよね。『アイアンマン』第1作で、彼がMCUの作風的な型を作った。ですから『X-MEN』にアイアンマンが登場したり、アイアンマンがデッドプールと共演するのはとっても楽しみですよ。」

サイモンとロバートが同じプロジェクトに携わったのは、ガイ・リッチー監督作品『シャーロック・ホームズ』(2009)。同作でロバートは主演を務め、サイモンは脚本を執筆したのだ。奇しくも『アイアンマン』(2008)でMCUが幕を開けた翌年の公開作だった。

ディズニーと20世紀フォックスの事業統合が完了し、MCUへの合流に向けて『X-MEN』シリーズはリブートされる方針とみられるが、ディズニー/マーベルによる公式発表はなされていないため、今後の具体的な展開は不明。また、ロバートは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)をもってマーベル・スタジオとの出演契約を満了するといわれており、今後もMCUにアイアンマンとして登場するかはわかっていない。果たしてサイモンの希望は実現するだろうか?

その一方、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のMCUで中核を担うとみられるティ・チャラ/ブラックパンサーや、『ブラックパンサー』(2018)に登場したオコエやナキア、シュリといったワカンダのキャラクターとX-MENが共演する可能性は非常に高い。いずれ来るであろう本格合流を今から楽しみにしておきたい…!

映画『X-MEN: ダーク・フェニックス』は2019年6月21日(金)全国ロードショー

『X-MEN: ダーク・フェニックス』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/darkphoenix/

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Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。