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【独自取材】日本人女優MASUMI主演の映画『ヤクザ・プリンセス』、尾崎英二郎も出演のコミック原作アクションスリラーが登場

米ロサンゼルスで活動する日本人ミュージシャンのMASUMIが、ブラジル撮影の映画『Yakuza Princess(原題)』で主演を務めることがわかった。さらにTHE RIVERによる独自取材によって、本作には『硫黄島からの手紙』(2006)をはじめ、「高い城の男」(2018)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2018)など数々の作品で活躍する日本人俳優の尾崎英二郎も出演することが明らかになった。

『Yakuza Princess』は、ブラジルの人気グラフィック・ノベル『SAMURAI SHIRO』が原作のアクション・スリラー。原作者は、マーベル・コミック『デッドプール VS. ガンビット』などのダニーロ・ベイルースだ。サン・パウロの街を舞台に、日本人の娘アケミと彼女を追うヤクザ一族の攻防を描く。監督は、戦後の日本人を題材にした映画『汚れた心』(2012)で伊原剛志や常盤貴子ら日本人俳優と共に作品作りを経験しているヴィセンテ・アモリン。


主演MASUMIからのメッセージ

主演のMASUMIはシンガーソングライターとして活動、2018年にはシングル”Run Baby, Run”をリリース、同曲は映画でも使用される。映画初挑戦にして早くも主演に抜擢されたMASUMIは、「私にとってこの映画は全てが初」と語る。THE RIVERでは、MASUMIからのメッセージを預かっている。

MASUMI

「日本の皆さん、こんにちは、MASUMIです!この映画では、主役のアケミを演じさせてもらいました。自分の過去を知らないアケミ。将来への期待や希望も見つからず途方にくれる独りぼっちの彼女が、自分の信じる道を見つけて強く歩み出す。ヤクザ・プリンセスは、そんなストーリーです。

生まれ育った日本を出て、ロスでミュージシャンとしてアーティスト活動を始めた私と、重なる点が多いアケミでした。これからも音楽と女優業との両方に励んで日本とアメリカと掛け渡しになれたらと思います。

そして、ブラジル独特の景観や鮮やかな色と光。ヤクザ・プリンセスをどうぞお楽しみに!」

出演はMASUMIの他、伊原剛志、TV映画『Elvis(原題)』でゴールデングローブ賞に輝いたジョナサン・リース=マイヤーズ、さらに尾崎英二郎。THE RIVERによる本作関係者への独自取材により、尾崎からの独占コメントも入手することができた。現時点で役柄は明かせないものの、「主人公を狙う一派に属する、重要なキャラクター」を演じているという。

出演 尾崎英二郎による作品紹介

尾崎英二郎

本作について尾崎は、「大都市で繰り広げられるアクションと、南米と東洋の文化が入り混じるコミックの独自の世界観を映し出した濃密な映像」が特徴だと紹介する。仕事を共にしたヴィセンテ監督については「演出がとても明確で、じっくりと撮り続ける、粘り強い映画作家です。俳優たちのアイデアにも柔軟に耳を傾けてくれる監督で、制作チームは事前のリハーサルにもかなり多くの時間を割いてくれました」とコメントした。

「ブラジルで製作される『ヤクザ映画』というのはおそらくこれまで例のない試みで、しかもそれがコミック原作ですから、演じる側としては多少デフォルメできる面白さがありました。原作の作家ダニーロ・ベイルースさんは、日本の劇画『子連れ狼』(小池一夫原作/小島剛夕画)などのファンでもあるそうで、昭和の時代のテイストに溢れた画の雰囲気を生かすために、美術小道具、俳優の衣装にも細かなこだわりが注がれています。『名誉』『義理』『刀』といった伝統的なモチーフを大切にしながら、アクションはブラジルのスタントチームと協力し合い、大胆で激しい現代的な切れ味を目標にしました。」

実に13年ぶりの共演となる伊原剛志については「『硫黄島からの手紙』とはまったく異なる関係性を演じることができる嬉しさがありました。ヴィセンテ監督とすでに組んだことのある伊原さんの胸をお借りして臨むことができたので、撮影現場では常に安心感がありました」、共演のジョナサン・リース=マイヤーズについては「撮影現場の全てを知り尽くしている貫禄と余裕があり、その姿勢に学ぶことが多く、彼がこの作品にキャストされたことで作品の重要度と価値は非常に高まったと思います」と讃えている。

また、主演のMASUMIについては「過酷な夜間撮影が続く中、最もハードだったスケジュールとアクションに果敢に挑み、素晴らしい表情を見せています」とコメント。「この3人と関わっていくという役柄は責任も大きく、監督やプロデューサー陣から役を任されたことは本当に光栄なことでした。」

見どころは「ほぼ全編ロケによるブラジルの壮大な地と、雑多なビル街で生々しく魅せるアクションと、美しい撮影による映像、そして誰が味方か敵なのか最後までわからないサスペンス的な物語展開」と尾崎。作品はブラジル資本のブラジル映画だが、英語圏のマーケットを見込んでおり、言語は英語がベース。部分的に日本語やポルトガル語も聞くことが出来るという。日本人主演、日本がモチーフの作品とあって、日本上陸を熱望したい一作だ。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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