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エレーナ役フローレンス・ピュー、『サンダーボルツ』以外のMCU新作映画にも出演契約済みとの報道

ホークアイ
(C) 2021 Marvel

映画『ブラック・ウィドウ』(2021)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に初登場したエレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピューが、今後のMCU映画に“2本”出演すると報じられて話題を呼んでいる。

きっかけとなったのは、米The Hollywood Reporterがスーパーヒーロー映画における俳優のギャランティを特集したことだ。いまやハリウッドのスター俳優でさえ、通常の映画では以前のスターが得ていたような出演料に恵まれず、唯一の例外がスーパーヒーロー映画だという。『ブラック・ウィドウ』のスカーレット・ヨハンソンは2,000~2,500万ドル、お蔵入りのDC映画『バットガール(原題)』でバットマンを演じたマイケル・キートンは(わずか1週間の仕事で)200万ドルを受け取ったというのだ。

ふたりと並んで名前が挙がっているのが、エレーナ役のフローレンス・ピューだった。『ブラック・ウィドウ』に続いて「ホークアイ」(2021)にも登場したピューは、「アンサンブル・キャストを率いる『サンダーボルツ(原題)』を含む、2本のマーベル映画で8桁の出演料を受け取る」と報じられているのである。“8桁”とは1,000万ドル以上を意味するわけだが、実質主演ともいわれる『サンダーボルツ』以外に、ピューはどの映画に登場するのだろう?

『サンダーボルツ』のほかにピューが出演する可能性が最も高いのは、現在発表されている中では『アベンジャーズ/カーン・ダイナスティ(原題)』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』だろう。しかし気になるのは、出演契約が“『サンダーボルツ』を含んで2本”というところで、すなわち『アベンジャーズ』の2作両方に登場する予定はないということだろうか。それとも『アベンジャーズ』よりも前に未発表の新作映画に登場し、再び契約を結び直す計画だろうか。

既報によると、『サンダーボルツ』は政府の招集を受けて任務に挑むヴィラン・チームの物語で、2024年7月26日に米国公開予定。エレーナのほかにレッド・ガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ(演:デヴィッド・ハーバー)、タスクマスター(演:オルガ・キュリレンコ)、USエージェント/ジョン・ウォーカー(演:ワイアット・ラッセル)、ゴースト/エイヴァ・スター(演:ハナ・ジョン=カーメン)、ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(演:セバスチャン・スタン)、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(演:ジュリア・ルイス=ドレイファス)が登場する。

いまやピューは名実ともにハリウッドの今後を牽引するスター俳優のひとりとなっており、年内は主演映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』の日本公開を2022年11月11日に控えるほか、11月16日にセバスティアン・レリオ監督『聖なる証』がNetflixにて世界配信予定。2023年には、クリストファー・ノーラン監督『オッペンハイマー(原題)』や、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)の続編映画も公開される。

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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