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世界で自分しかビートルズを知らない、『YESTERDAY』米国プレミア上映が終了 ─ 日本では10月公開予定

YESTERDAY(原題)
StarPix©2019 Marion Curtis/StarPix for Universal Pictures

“イエスタデイ(昨日)”まで、地球上の誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界でたった一人だけ。

『トレインスポッティング』(1996)『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)のダニー・ボイル監督と、『ラブ・アクチュアリー』(2003)の脚本家リチャード・カーティスが贈る最新作『YESTERDAY(原題)』が、2019年5月4日(土)にアメリカにて初上映された。

本作はアメリカ・ニューヨークで開催されたトライベッカ映画祭のクロージングナイト作品としてワールドプレミア上映され、ゲストとしてダニー・ボイル監督、脚本のリチャード・カーティス、主演ヒメーシュ・パテルが登壇。上映前には、パテル自身がザ・ビートルズの曲を披露した。

YESTERDAY(原題)
StarPix©2019 Marion Curtis/StarPix for Universal Pictures

プレミア上映にはシアーシャ・ローナン、ザカリー・クイント、ジョシュ・ルーカス、レジーナ・ホール、パイパー・ペラーボなどが来場。トライベッカ映画祭の創始者であるロバート・デ・ニーロも登場し、「もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまっていたとしたら」というユニークな設定とドナルド・トランプ米大統領を交え、「ザ・ビートルズが存在しない世界の話だと聞いた時、そうなったらどんなに悲しいだろうと思った。そして新たなアイデアも浮かんだんだ。誰もドナルド・トランプを知らない世界について。そんな映画があったとしたら、皆が喜ぶだろう」とコメントして会場を沸かせたという。

『YEASTERDAY』では、ユニークな設定に支えられ、音楽・夢・友情の壮大なドラマがザ・ビートルズの名曲とともに展開。数多の名作を送り出してきたイギリスの製作会社ワーキング・タイトルが製作を手がけ、ヒメーシュ・パテル&リリー・ジェームズといったフレッシュなキャストに加え、世界的ミュージシャンのエド・シーランが出演していることも大きな話題を呼んでいる。

YESTERDAY(原題)
StarPix©2019 Marion Curtis/StarPix for Universal Pictures

『YESTERDAY(原題)』

“イエスタデイ(昨日)”まで、地球上の誰もがザ・ビートルズを知っていた。しかし今日、彼らの名曲を覚えているのは世界でたった一人だけ。イギリスの小さな海辺の町に住むシンガーソングライターのジャックは、幼なじみの親友エリーから献身的に支えられるもまったく売れず、音楽で有名になる夢に限界を感じていた。そんな時、世界規模の大停電が起こり、ジャックは交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ましたジャックは、史上最も有名なバンド「ザ・ビートルズ」がこの世に存在しないことになっていることに気づき……。

YESTERDAY(原題)
©Universal Pictures.

主人公ジャック役は新鋭ヒメーシュ・パテル、幼なじみのエリー役は『ベイビー・ドライバー』(2017)のリリー・ジェームズ、ジャックのエージェントとなるマンディ役はリブート版『ゴーストバスターズ』(2016)のケイト・マッキノン。『ブレードランナー 2049』(2017)のアナ・デ・アルマス、人気ミュージシャンのエド・シーランも登場する。

監督は『トレインスポッティング』シリーズや『スラムドッグ・ミリオネア』(2008)のダニー・ボイル。脚本は『ラブ・アクチュアリー』(2003)や『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』(2013)で知られるラブストーリーの名手、リチャード・カーティスが執筆した。

映画『YESTERDAY(原題)』は2019年10月、全国ロードショー

米国版予告編、必見ですよ

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THE RIVER編集部THE RIVER

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