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黒澤明監督『用心棒』ハリウッドドラマ化、「ゲーム・オブ・スローンズ」脚本家が手掛ける

『用心棒』
Toho Company Ltd./Photofest 写真:ゼータ イメージ

黒澤明監督による不朽の名作『用心棒』(1961)のハリウッドドラマシリーズ化企画が進行していることが明らかになった。米The Hollywood Reporterが報じている。

『用心棒』の舞台は、親分同士が縄張り争いを繰り広げる宿場町。そこに桑畑三十郎を名乗る得体の知れない浪人が現れる。危険な状況である故に、居酒屋の主人から町から出て行くことを勧められるが、自身を用心棒として雇うように親分たちに売り込む。やがて、親分同士を衝突させることになっていく。

報道によると、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011−2019)のブライアン・コグマンが、AmazonからeONEに包括契約の拠点を移して、正式に製作に乗り出すとのこと。2020年9月末頃、eONEとの間で協定を結んでいるMark Gordon Picturesが、『荒野の用心棒』(1964)のドラマシリーズ化企画のために、『用心棒』の権利もあわせて獲得していた。今回は、その時に報じられた片方の企画が正式始動したという訳だ。

現時点で、本作の物語については一切明かされていない。『荒野の用心棒』のように舞台を置き換えて製作されるのか、それとも実際に侍を登場させるのかも不明のため、今後の動向に注目したいところだ。

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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