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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ヨンドゥの魅力を文学的風味に解剖する【洋画ファン的なりたい漢2】

このヨンドゥの、ジョン・シルバー似の設定は、ジェームズ・ガン監督の意図したことか、それとも人類史上に残るマスターピースといっていい文学作品ゆえに、ガン監督の血肉となってしまっており、知らず知らずのうちに「似てしまった」のかは分かりませんが、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がその軽快な見た目と裏腹に、しっかりした物語の軸を持つ重厚な作品であるという印象を受けるのは、こういった、100年以上の時の流れの淘汰を受けて今なお生き続けるキャラクター造形の「定石をおさえている」からこそ、と言えるのではないでしょうか。

読者の皆様が次回、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をソフトでご覧になるときは、ヨンドゥを「ただの変なおっさん」ではなく、こういった背景もあるキャラなんだということを踏まえて、ぜひラヴェジャーズを応援しながら見ていただいてですね、で、めでたくヨンドゥファンになった暁には、HOTTOYSジャパンにですね、「ヨンドゥのフィギュアまだー?」とメールを送って頂けたなら、小生これに勝る倖せはございません。

Writer

アクトンボーイ
アクトンボーイ

1977年生まれ。スターウォーズと同い歳。集めまくったアメトイを死んだ時に一緒に燃やすと嫁に宣告され、1日でもいいから奴より長く生きたいと願う今日この頃。

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