恐怖のJ・K・シモンズ再来、殺人鬼役で少女を追い詰める『ユー・キャント・ラン・フォーエバー』米予告編

『セッション』(2014)で恐怖の鬼教師を演じたJ・K・シモンズが連続殺人鬼を演じるスリラー映画『ユー・キャント・ラン・フォーエバー(原題:You Can’t Run Forever)』の米予告編が公開された。
本作は、過去に起きた悲劇のトラウマにより急性不安症に苦しんでいた若い女性ミランダが、連続殺人犯の新たなターゲットに選ばれたことで、新たな恐怖に直面していく物語。森の中で繰り広げられる悲惨な狩りの中で、ミランダは殺人鬼の追跡から逃れようとするうちに、自分でも知らなかった強さを見出していくことになる。
鉄鋼王として知られた19世紀の実業家、アンドリュー・カーネギーによる格言でスタートする予告編は、シモンズ演じる男が「サバイバル」についての講義を行う姿を映し出す。「リスクを冒さなければいけない。鍵はゲームに留まり続けること。弱肉強食の世界では、食うか、食われるかだ」と説くが、並行するシーンでは「妻よ……」と呟きながら、銃を持ってバイクにまたがる。
場面が切り替わると、不安を抱えたミランダの姿。ボーイフレンドと思しきエディとドライブしていると、背後からシモンズ演じる男が忍び寄り、銃で脅す。なんとか逃れようと車を走らせるもあっという間に追いつかれ、エディは銃殺されてしまう。隙を見て森の中へ逃げたミランダ。ここに、殺人鬼の男とのサバイバルバトルが始まる。
911に通報するも電話が途切れ、森には男の不気味な声がこだまする。日をまたいでの追跡劇が繰り広げられるが、ついにミランダの背後に男が忍び寄る。家族の捜索の甲斐もなく、確実に窮地に立たされていくミランダだが、あるシーンでは男と食事を共にする姿も。正体不明のこの男、その目的とはいったい……。ミランダは最後まで逃げ切れるだろうか。
主演を務めるのは、『セッション』のほか『スパイダーマン』シリーズや『ザ・コンサルタント』(2016)などのJ・K・シモンズ。怖い役がよく似合うベテラン俳優だ。ほか共演に、ミランダ役で長編映画出演2作目となる新人イザベル・アナーヤ、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)のアレン・リーチ、『クライ・マッチョ』(2021)のフェルナンダ・ウレホラ、「Major Crimes ~重大犯罪課」(2012-2018)のグラハム・パトリック・マーティン、J・K・シモンズの娘オリヴィア・シモンズが名を連ねている。
監督・共同脚本はシモンズの妻としても知られる映画監督のミシェル・シューマッハ。2017年の映画『I’m Not Here(原題)』からの再タッグとなる。
映画『ユー・キャント・ラン・フォーエバー(原題:You Can’t Run Forever)』は2024年5月17日米公開予定。
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