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「若者の映画館離れ」は間違い、むしろ35歳以上こそ減少傾向 ─ 米調査で明らかに

最近の若い子は映画を観に行かない?とんでもない!

最新の調査で、若者こそが最も劇場に足を運ぶ世代であるという事実が浮き彫りになった。最も、これはアメリカでの調査となるため、日本では事情が違ってくるだろう。それでも、興味深い事実であることに変わりはない。


米PostTrakのリサーチ結果として米Deadlineが伝えるところによると、劇場観客の年齢比率は18~24歳が27%で最大となった。この世代は過去7年間にわたって最大率を保っており、2013年時点では22%だった。なお、全体の49%の観客が24歳以下の観客である。

35歳以上の割合は29%で、3割を切った。2013年当時は35%だったから、映画館を離れているのは、若者ではなく35歳以上の大人たちだったということが言える。55歳以上のシニア世代は、11%からわずか6%にまで減少した。

米業界でこのデータが驚きと共に報じられた理由は、Netflixなどのストリーミング・サービスに慣れ親しんだ若者層は、1作観るのにその月額料金以上の費用がかかる映画館には出向かないと考えられていた節があるからだ。米調査会社Comscore社上級メディアアナリストのポール・ダーガラベディアンは、「(映画館の)大スクリーンと(TVやスマホなどの)小さなスクリーンが別々のものと考えるのは、若者層においては意味をなさない」として、劇場公開作とストリーミング作品が共存可能であると主張している。

2018年12月にも別調査で「ストリーミング・サービスは劇場顧客を奪わない」という客観的なデータが提出されている。この時の調査では、ストリーミング・サービスと劇場鑑賞本数の間には相乗効果があることが明らかにされていた。

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Source:Deadline

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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