『シャザム!』ザッカリー・リーヴァイ、NFL殿堂入り元アメフト選手カート・ワーナー演じる ─ スーパーのバイトからレジェンドになるまでの軌跡辿る実話

DC映画『シャザム!』などで知られるザッカリー・リーヴァイが、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)で殿堂入りを果たした元アメリカンフットボール選手カート・ワーナーの伝記映画で主演を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterなどが報じている。
本作のタイトルは『American Underdog:The Kurt Warner Story(原題)』。米Lionsgateにて進行している本作では、いまやアメフト界のレジェンドであるカート(リーヴァイ)が、アイオワ州のスーパーマーケットの在庫補充係から、クォーターバックとしてNFLで2度のMVPやスーパーボウルのMVPを獲得、さらに殿堂入りを果たすまでに至った驚くべき実話が描かれる。
監督を務めるのは、「リバーデイル」(2017-)K・J・アパ主演の伝記映画『I Still Believe(原題)』を手がけたアンドリュー&ジョン・アーウィン兄弟。カートとのインタビューと彼の回顧録を原作に、脚本はジョン・アーウィンと『I Still Believe』のジョン・ガン、『プライド 栄光への絆』(2004)のデヴィッド・アーロン・コーエンが共同で執筆する。製作はアーウィン兄弟が兼任。ほか製作に、カート本人や妻のブレンダ・ワーナー、『マクファーランド 栄光への疾走』(2015)のマーク・シアーディが参加している。なお、撮影は2020年後半にも開始される見込みとのこと。
発表に際してリーヴァイは、「カートの物語には彼自身の能力、そしてさらに高い力に宿った容赦ない信念があるんです。カートの物語を読んだ時、彼が見出した何事にも屈しない静かな強さというものに共感しました。それって、誰もが人生の中で感じることだと思うんです」とコメントしている。「これこそ、スポーツ映画の醍醐味である負け犬を描く物語なんです。実話ということがさらに特別さを生み出しますよ。観客の皆さんにカートの物語を伝えられることにワクワクしています」。