ザッカリー・リーヴァイ、絵本『はろるどとむらさきのくれよん』実写映画で主演

『シャザム!』(2019)などで知られるザッカリー・リーヴァイが、児童作家クロケット・ジョンソンによる絵本『はろるどとむらさきのくれよん』の実写化映画で主演を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。
『はろるどとむらさきのくれよん』は、白い空間に紫色のクレヨンでいたずら書きをする男の子ハロルドの冒険物語。月夜の散歩に出たハロルドは、歩く道を大きなクレヨンで描き、空想の世界へと足を踏み出していく。1人の男の子がクレヨンだけで作り出す空想世界は、世界中の子どもたちに親しまれてきた。1972年には、日本でも文化出版局より出版されている。
実写映画版は、米ソニー・ピクチャーズの下で進行中。脚本は、『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(2014)などで知られるデイビット・ギヨンとマイケル・ハンデルマンが執筆する。製作には『アイ,ロボット』(2004)『ルディ・レイ・ムーア』(2019)などで知られるジョン・デイヴィスが就任した。
現在、企画は開発段階にあるとのこと。物語が分からない以上、主演のザッカリーがどのような役どころを演じるのかは未知数だ。幼いハロルドを演じるとは考えにくいが、果たして…?
ちなみに、長らく世界中で愛され続ける本書の映像化は、過去に何度か試みられている。スティーブン・スピルバーグ率いる米Amblin Entertainmentが、『かいじゅうたちのいるところ』(2009)『her/世界でひとつの彼女』(2013)などで知られるスパイク・ジョーンズ監督と共に企画するも頓挫。2010年頃には、俳優ウィル・スミスも挑んでいる。こうした経緯を経て遂に映像化が実現した本作は、いわばハリウッド念願の企画と言っても良いかもしれない。
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