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『シャザム!』ザッカリー・リーヴァイ、再演の予定はないが「グリーン・ランタンと共演したい」

シャザム!~神々の怒り~
(c) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

まもなくリブートの運命を迎えるDCユニバースの『シャザム!』シリーズ2作で主演を務めたザッカリー・リーヴァイは米Comicbook.comのインタビューにて、同役再演に向けた話し合いは現時点で行われていないことを認めた。

『シャザム!』(2019)『シャザム!〜神々の怒り〜』(2023)の2作でスーパーヒーローを演じたが、『神々の怒り』は興行不振に苛まれた。DC映画のパフォーマンスは続く『ザ・フラッシュ』(2023)でも回復できず、これよりジェームズ・ガンによる新ユニバース開始によって過去のものとなる運びだ。

一応のところデヴィッド・F・サンドバーグ監督は「再登場する可能性はある」と話したことがあるが、実際にはシャザムの今後は不明。すでに現行のジャスティス・リーグの面々は再登場しないことや、アクアマン役のジェイソン・モモアも再演ではなく「ロボ」という別の役で交渉中だと伝えられていること、関係キャラクターであるドウェイン・ジョンソンのブラックアダムも終了となることから、シャザムの道も絶たれたと見るのが現時点では自然だ。

リーヴァイもこの度のインタビューで、再登場に向けた話し合いが持たれているかについて「ないです」ときっぱり。再演の可能性についても「僕の権限では知ることができません」とした。

シャザムは尻すぼみな形で終わることとなったが、「シリーズ2作とも、誇りに思っています。2作目は、ある面では1作目よりも優れていたと思います」と胸をはるリーヴァイ。「ただ、2作目の興行収入は、みんなが望んだようにはなりませんでした。だから、最終的に今後どうなるのかは知らないんです。もしあの2作だけになったとしても、この機会に感謝しています。とても楽しいキャラクターで、まるでクリストファー・リーヴの『スーパーマン』とトム・ハンクスの『BIG』が一つになったような役でした。子どもの頃の夢のようでしたね」。

リーヴァイ自身は「ぜひとももう一度演じたいです」と意欲も見せた。「ネイサン・フィリオンのグリーン・ランタンと共演してみたい」とも加えているのだが、これは新ユニバース初陣となる『スーパーマン:レガシー』で、フィリオンが“3代目グリーン・ランタン”であるガイ・ガードナーを演じることについての言及だ。

ここでリーヴァイは、「ジェイソン・モモアやショーン・ガンも参加している新ユニバースで、新しいキャラクターを演じる意思はありますか?」と尋ねられると、「新しいキャラクター?どういう意味ですか?」と反応。「ジェイソン・モモアはアクアマンとは別のキャラクターを演じるそうで、ショーン・ガンも(『スーパーマン:レガシー』で)マックスウェルを演じると発表されたばかりです」と説明されると、「ショーンはDCに出たことがなかったよね?マーベルのキャラクターは演じていたけど、DCは初でしょう」と答える。

インタビュワーが「彼はカレンダーマンもウィーゼルもやってます」と『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結”』(2021)でのショーンの役を紹介すると、「カメオみたいな感じでしょう?わからないけど」とリーヴァイ。「とりあえず、DCを仕切っている人の兄弟なんだから、演じたい役がもらえるってもんでしょう。ジェイソンに関しては、ロボのことを言ってますよね?僕が聞いた噂だと、ジェイソンはロボを演じたがっているってことなんですけど。でも、実現はしないと思うな。わかんない。実現するかもしれないけど」。

ジェームズ・ガンの弟であるショーン・ガンはマーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでクラグリン役を演じていて、DCでは確かにカメオ程度の役をもらった後にマックスウェル役を務める運びとなった。この役は『ワンダーウーマン 1984』(2020)でペドロ・パスカルが演じていたものだ。

過去にガンは、自身の監督作に身内ばかり贔屓していると批判されたことがあり、その際には「我々が同じ役者と仕事を続けるのは、彼らの仕事ぶりをわかっているから。そうして出来た速記術です。信頼できる良い人たちだとわかっているからです」と反論していた

Source:Comicbook.com

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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