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ザック・スナイダー、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット後の新作は「超低予算映画」 ─ 2016年からの企画、いよいよ実現へ

ザック・スナイダー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28487603362/

『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のザック・スナイダー監督が、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』に続く新作映画の計画を明らかにした。米The New York Timesにて語っている。

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)を撮影中にやむをえず降板したザックにとって、自身の構想に基づく『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は『バットマン vs スーパーマン』以来およそ5年ぶりの新作となる。2021年5月21日には、同じく最新作となるNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』も配信されるが、すでにザックは次なる企画を準備しているようだ。

『Horse Latitudes(原題)』という映画を形にしようとしています。超低予算の映画で、仲間と一緒に南アフリカで撮る予定です。一人の男が自分の過去へと旅する話で、死が自分をどう形づくるのか、という作品です。そういう映画を作る用意ができたと思うんですよ。」

この『Horse Latitudes』は、2016年に製作が報じられていた企画『The Last Photograph(原題)』を改題したもの。戦時中を舞台にしたスリラー映画だとされていたが、当時の構想から変更が加えられたかどうかは定かでない。なお、2018年6月には、アイン・ランド著『水源』(ビジネス社)の映画化企画もザック自身から明かされていたが、こちらは企画保留となっているという。

「『水源』は後回しになっていて、どうすれば実現するのか分かりません。少なくとも、今すぐではないですね。国の分断がもう少し収まらなくてはいけないし、もう少しリベラルな政府が生まれなければ。そうすれば、観客の反応が決まったものにはならないと思うんですよ。[中略]様子を見ているところで、僕は急いでいないんです。」

ザックは『300〈スリーハンドレッド〉』(2007)以来、約15年にわたりコミック映画を作り続けてきたが、ワーナー・ブラザース/DCコミックスとのタッグは『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』をもって一旦終了となる見込み。現在、ザック自身は「コミック映画を撮るのは終わりですか? それとも、しばらく休まれるんでしょうか」との質問には「そういうふうには思っていません」と答えている。コミック原作ではなくオリジナル企画だが、Netflixと組んで『アーミー・オブ・ザ・デッド』を撮った体験が、非常にポジティブなものとして残っているのだそうだ。

映画『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』は2021年初夏に日本リリース予定。

別のインタビューでスナイダーは、「ほかのコミックを原作とした映画を作りたいというような強い情熱が、正直に言うとあまりありません」として、この発言に反するようなコメントも残している。

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Source: The New York Times

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。外部寄稿に『TENET テネット』『ジョーカー』『シャザム!』『ポラロイド』劇場用プログラム寄稿など。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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