ゼンデイヤ、『キル・ビル Vol.3』出演ご指名にアンサー

クエンティン・タランティーノ監督の代表作のひとつにして、日本でもファンの多い『キル・ビル』に、第3作が製作されるかもしれない?その夢のキャストとして、ひそかに注目を集めているゼンデイヤが言及した。
タランティーノは2019年の年末に、「とってもクールな日本料理屋」でユマ・サーマン(主人公ザ・ブライド役)と夕食を共にしたと語っており、3作目について「やりたいことがある」「ちゃんと実現しそう」と話していたのだ。
そこで話題に加わったのが、殺し屋“コッパーヘッド”ことヴァニータ・グリーンを演じたヴィヴィカ・A・フォックス。ナイフの使い手で、ブライドとは自宅で包丁を使った死闘を繰り広げた。幼い娘ニッキーが帰宅したところで一時休戦。キッチンで不意打ちをしかけるが、ブライドが投げ返したナイフが胸に刺さって死亡していた。
何も知らない娘ニッキーはこの顛末を目撃してしまい呆然。ブライドからは「大人になっても許せなかったら、待ってるから」と声をかけられていた。
その後、ニッキーはどうなったのだろう?今度はブライドへ復讐するため、血なまぐさい世界に飛び込んでいくのだろうか?『キル・ビル vol.3』が製作されるなら、大人になったニッキーの復讐劇が描かれると考えてもおかしくはないだろう。
殺された母を演じたヴィヴィカは2020年7月に、英NMEのインタビューで「正式な話は来ていません。もしかしたら、タランティーノも成長した私の娘を描きたいんじゃないかなって気はしています」と個人的な所望を語っていた。それでは、誰が演じるのが相応しいか?1作目と2作目で娘を演じた子役アンブロシア・ケリーは1995年生まれで、現在は20代中盤。「彼女、綺麗だし、まだ演技をしていると良いんですが」とヴィヴィカは話しているが、どうやらアンブロシアは2010年頃を境に女優業を行っていない様子。その代わりとして、ヴィヴィカはゼンデイヤをご指名していたのだ。「背も高いし脚も長いし。かましてくれそうでしょ!」
ゼンデイヤならゴーサインが出るだろうと話すヴィヴィカ。「うまく行けば、『タランティーノ、ゼンデイヤをキャスティングして!』って盛り上がって、彼も乗り気になって動き出すかもしれない。そうなったら最高じゃないですか?」
そんな盛り上がりが、ゼンデイア当人の耳にも入った。英Empireのインタビューでこの件を尋ねられ、「それ見ました!」と答えているのだ。
「彼女がそんな風におっしゃってくれたなんて光栄です。彼女は素晴らしい方ですから、私のことを考えてくれてたなんて、とても嬉しくて。でも、単なるアイデアですからね。ネットで話題になってる、ってだけで。」
ちなみに、リアルなファンアートを続々製作することで知られるBosslogicも、ゼンデイヤ版『キル・ビル』の妄想ポスターを公開している。母の復讐を果たすゼンデイヤの姿が、ありありと浮かんでくるようだ。もういっそ、ヤッチマイナ!
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