ロバート・デ・ニーロが元米大統領、Netflix政治スリラードラマ「ゼロデイ」初画像が公開

『タクシードライバー』(1974)や『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)など、時代を代表する名作の数々で観客を魅了し続けているロバート・デ・ニ-ロが元米大統領を演じるNetflix政治スリラードラマ「ゼロデイ」のファーストルックが公開となった。デ・ニーロは製作総指揮も兼任している。
全6話となるシリーズは、「危機に瀕した世界で真実を見つけるには?」「その世界が、制御できない力で引き裂かれそうになっているとしたら? 」といった、誰もが気になる疑問を投げかける作品。陰謀論や策略が蔓延する時代において、その制御できない力が、いかに人々の行動や、果ては想像により生み出されているのかを探る。デ・ニーロは、壊滅的なサイバー攻撃の犯人を追う任務を課された元米国大統領のジョージ・マレン役を演じる。
公開された初画像では、報道陣や警官、SWATチームに囲まれたマレン、ヘリコプターを背景に芝生が敷かれた庭を歩くマレン、現職のミッチェル大統領と向き合って座っているマレン、マレンを目の敵にしている政治コメンテーターのエヴァン・グリーンの姿が切り取られている。
そのほか、大統領執務室のデスクで物思いにふけっている様子のミッチェル大統領や、マレンの娘で進歩的な女性下院議員のアレクサンドラが階段を下りる姿、夜景を背景に川沿いにいる男性2人、暗い部屋で女性スタッフらしき人物とパソコンのモニターを覗くマレン、近代的な広いオフィスにいる対策チームのメンバーの姿も確認できる。
ジョージ・マレン役で主演するデ・ニーロの脇を固めるキャストとして、ミッチェル大統領役で『ブラックパンサー』シリーズのアンジェラ・バセット、マレンの娘アレクサンドラ役で『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(2016)のリジー・キャプラン、エヴァン・グリーン役で『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)のダン・スティーヴンスが出演。
その他には、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でデ・ニーロと共演したジェシー・プレモンス、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のマシュー・モディーン、『めぐり逢えたら』(1993)のギャビー・ホフマン、『アイアンマン』シリーズのクラーク・グレッグらも名を連ねる。
クリエイターを務めるのは、『メイズ・ランナー』(2014)などのノア・オッペンハイム、ピューリッツァー賞を2度受賞した米ジャーナリスト・作家のマイケル・シュミット、『ブライト』(2017)などのエリック・ニューマン。
デ・ニーロにとってはドラマシリーズ初主演作となる。緊迫感あふれる演技に期待したい。『ゼロデイ』は、2025年2月20日にNetfliにて独占配信。
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Source:Netflix , Vanity Fair