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「『ズートピア』はニックとジュディのハネムーンのようなもので、『ズートピア2』は同棲生活の始まりのような感じ」 ─ ジャン・レノ出演も判明

ズートピア2
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ディズニー・アニメーション・スタジオの人気作『ズートピア』(2016)待望の続編『ズートピア2』は、ニックとジュディの新しい日々が見られることになりそうだ。フランスで開催のアヌシー国際アニメーション映画祭で、監督・脚本のジャレッド・ブッシュが興味深い表現で予告している。米Varietyが伝えた。

いつも前向きで夢を諦めないウサギの警官ジュディと、皮肉屋な一面があるけれど、カッコいいキツネの詐欺師のニックのバディ。続編となる今作では、警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警官として以前にもまして熱心に任務に挑むジュディが再びバディを組むことになる。

「ニックとジュディはズートピア警察の新人コンビです。本作で問われるのは、大きく異なる二人の動物が、長期的に一緒にいるために本当に必要なものを持ち合わせているのかということ」と、ブッシュは続編でのニックとジュディについて紹介している。「いわば、前作がふたりのハネムーンだったとしたら、今作は同棲生活の始まりのようなものです」。

ハネムーンといえば幸せと新鮮さに満ちた楽しい旅だ。二人の間に本物の絆があり、それが日々の試練に耐えうるものであるかどうかは、いざ始まる新婚生活によって徐々にわかっていくもの。『ズートピア2』ではニックとジュディの関係が試され、お互いの発見やすれ違いも描かれることなるかもしれない。

前作は、“差別や偏見”にまつわる深いメッセージが込められたストーリーも見どころとなった。続編でもこうした描写は健在である模様。「究極的には、ウサギとキツネという不釣り合いなペアが私たちに教えてくれるのです。私たちにおける“違い”がしばしば私たちを引き離す分断された世界で、時にはお互いを理解しようとして話すだけでも、壊れた世界を一緒に修復することができるのだということを」とブッシュは予告している。

お馴染みの個性豊かなキャラクターたちも帰ってくる。「ボゴ署長も戻ってきます。クロウハウザー、ガゼル、ベルウェザー市長、あの裸のヤク。ジュディの278人の兄弟姉妹。ミスター・ビッグと娘のフルー・フルー、そしてもちろん、フラッシュも」。さらに、『レオン』(1994)でお馴染みのフランスの名優、ジャン・レノもズートピア警察官の一人としてカメオ出演しているという。

『ズートピア2』は2025年冬、劇場公開。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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