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『ゴッドファーザー PART III』再編集版の米予告編 ─ 新たな起点と結末で蘇る、コッポラ監督が理想とした作品に

『ゴッドファーザー PART III』
© Paramount Pictures 写真:ゼータ イメージ

不朽の名作シリーズの完結篇『ゴッドファーザー PART III』(1990)の再編集版『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』の米国版予告編が公開された。

『ゴッドファーザー』シリーズは、米国で絶大な権力を握るコルレオーネ・ ファミリーの栄華と衰退を描いた作品。『ゴッドファーザー PART III』は過去2作品とは異なり冷酷な要素が消えた、マイケル・コルレオーネの懺悔や苦悩などを捉えながら、資産を合法化する為に銀行と大司教に接近する姿が描かれた。

米国公開から30周年を記念して製作された再編集版は、フランシス・フォード・コッポラ監督本人が再編集を担当した一作であり、自身と原作者・脚本家マリオ・プーゾが当時構想していた本来の意図が尊重された作品とのこと。また、本作では、映像と音の順番や修復作業が施されているだけでなく、物語の新たな起点と結末が用意されているのだ。予告編からも垣間見える監督の理想が詰まった、至高の一作に誰もが心奪われるに違いない。

再編集版について監督本人が説明する動画も公開されており、本作の原題『The Godfather Coda: The Death of Michael Corleone』が、当時理想としていた題名だったことなどを説明している。

2020年12月4日に米国に一部劇場にて公開後、2020年12月8日にデジタル配信・ソフト化。日本では、2020年12月23日にブルーレイが発売されるようだ。

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Source: Collider

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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