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『007』第25作、ボンドガールに『スペクター』レア・セドゥが再登板 ─ M、Q、マネーペニー役も続投、『ラ・ラ・ランド』撮影監督が参加

レア・セドゥ
Photo by nicolas genin https://commons.wikimedia.org/wiki/File:L%C3%A9a_Seydoux_66%C3%A8me_Festival_de_Venise_(Mostra).jpg Remixed by THE RIVER

ダニエル・クレイグ主演映画『007』第25作(タイトル未定)に、前作『007 スペクター』(2015)のボンドガール、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥが続投することがわかった。英Daily Mailが第一報を伝えたのち、米Varietyほか複数のメディアが報じている。

Daily Mailの記者バズ・バミボエ氏によると、今回の情報は『007』第25作で監督を務めるキャリー・ジョージ・フクナガから直接入手したものとのこと。Varietyも独自にレア・セドゥ続投の情報を掴んでいる。

マドレーヌ・スワンは『007 スペクター』のヒロインとなったボンドガールで、オーストリアの診療所に勤務している女性で、悪役フランツ・オーベルハウザー率いる組織「スペクター」との繋がりを有するミスター・ホワイトの娘という設定。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグが続投を望み、キャリー監督も同意したという。
演じるセドゥは『007 スペクター』のほか、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)や『アデル、ブルーは熱い色』(2013)、『たかが世界の終わり』(2016)などに出演。大作映画への出演は前作以来となる。

またVarietyは、『007』シリーズを製作するイーオン・プロダクションズが、セドゥ以外に新たな女優2人のキャスティングを見込んでいると伝えている。一人はボンドと行動をともにするMI6のエージェント、もう一人は謎の女性役とのことだ。
さらにDaily Mailが監督から得た情報によると、本作にはM役のレイフ・ファインズQ役のベン・ウィショーミス・マネーペニー役のナオミ・ハリスが続投。『007 スカイフォール』(2012)以来のアンサンブルが、ボンドの活躍を再び強力に支えることになる。

2018年12月現在、『007』第25作は脚本作業が行われており、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以来の全作品を執筆したニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、そしてキャリー監督が作業にあたっている。ボンド役のダニエルがライアン・ジョンソン監督作品『Knives Out(原題)』の撮影に入っているため、執筆にはもう少し余裕があるようだ。

なお英IndieWireによると、本作の撮影監督には『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー撮影賞を受賞したリヌス・サンドグレンが就任。サンドグレンは、同作を手がけたデイミアン・チャゼル監督の最新作『ファースト・マン』(2019年2月8日公開)でも撮影を担当している。

映画『007』第25作(タイトル未定)は2020年2月14日に世界公開予定(日本公開日は不明)。撮影は2019年3月よりイギリス・ロンドンにて行われる。

Sources: Daily Mail, Deadline, Variety, IW

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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