『007』次期ジェームズ・ボンド探しの事前打ち合わせが開始されていた ─ MGM幹部が伝える

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)をもって『007』シリーズから卒業したダニエル・クレイグの後を継ぐ“7代目ジェームズ・ボンド”役のキャスティングが、水面下で動き出していることがわかった。製作を務める米MGM幹部のパメラ・アブディが現在の進捗を明かしている。
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開当時、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリは、7代目のキャスティングは、2022年から「考え始める」と語っていた。ブロッコリによるこの発言は、起用に向けて本格的に動き出す時期が2022年という意味合いだろう。
実際のところ、MGM内部では新たな『007』シリーズを見据えた会議も行われていたようで、このたび同社でモーションピクチャー・グループの副社長を務めるアブディが米The Hollywood Reporterに現在の動きを伝えた。
「バーバラとマイケル(G・ウィルソン)を交えて、初期段階の事前打ち合わせを行っています。(公開)当時は、ダニエルに最後を楽しんでほしかったんです。」
「初期段階の事前打ち合わせ」と言われているあたり、現時点で役者の候補リストが存在しているわけではなさそうだ。事実、アブディは7代目ボンドを演じる役者について、「広く開かれています」と語っている。
2022年は、『007』映画シリーズの誕生から60周年を迎えるアニバーサリー・イヤー。記念すべき節目に、7代目ジェームズ・ボンドが誕生する可能性もある。
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Source: THR