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『007』次期ジェームズ・ボンド探しは2022年以降に開始へ ─ 「将来については来年に」とプロデューサー

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
Credit: Nicola Dove © 2019 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

『007』映画シリーズ6代目ジェームズ・ボンド役を全うしてきたダニエル・クレイグの完結作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』がまもなく封切りとなる。本作ではダニエル・ボンドの見納めとなるが、これと共に全世界から熱い視線を注がれていることといえば、ダニエルの後を継ぐ7代目ジェームズ・ボンドの発表だろう。このたび、その7代目ボンドのキャスティングが開始される時期について、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリが言及している

2020年10月、ブロッコリは7代目ボンドについて「まだ考えられない」と検討を始めていないことを語っていた。それからおよそ1年が経ち、幾度に渡って延期が発表された『ノー・タイム・トゥ・ダイ』が遂に公開されようとしている今、英ラジオ番組BBC Radio 4’s Today programに出演したブロッコリは、7代目による新シリーズについて口を開いたのだ。

まずはじめに、「私たちはダニエルに、自分のことを祝福する時間をもっていただきたいんです」とブロッコリ。製作側としても、公開を控えた今は『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のためだけに時間を捧げる意向のようだ。こう話した上で、「将来については、来年から考え始めるつもりです」と企画スタートが2022年になるという展望を明かした。

新作を製作する上で最初に手をつけるべきは、脚本家を雇いストーリー案を構想すること、そして7代目ジェームズ・ボンドを演じる俳優を決めることだろう。実際に、5代目ジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナン卒業後も、製作陣と6代目ボンド探しが同時並行で進められていた

※当初はピアース・ブロスナン続投の見込みで脚本が執筆されていたという経緯もある。

「ダニエルに自分のことを祝福する時間をもっていただきたい」と話したブロッコリの言葉は、我々ファンに向けたものでもあるだろう。歴代最長15年間ボンド役を務めあげてきたダニエルの功績を皆で称えようというメッセージに他ならない。

ちなみに、まもなく任期を終えることになるダニエルは、7代目ボンドの姿を見た暁には、「とてつもなくビターな気持ちになるでしょう」と率直な気持ちを明かしていた。だからこそ、今だけはダニエル・ボンドの最後を全力で見届けたい。

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Source: BBC Radio 4’s Today(参照:Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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