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今後の『007』では何が観たい? ─ 『ノー・タイム・トゥ・ダイ』出演者たちの回答やいかに

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)をもってダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドを卒業した。いち時代を築き上げたダニエルからバトンを渡されることになる7代目ジェームズ・ボンドは、どのような道を進むのだろうか。

ScreenRantでは、『ノー・タイム・トゥ・ダイ』に出演したアッシュ役のビリー・マグヌッセン、ヴァルド役のデヴィッド・デンシック、そしてマネーペニー役のナオミ・ハリスが、今後の『007』に望むことをそれぞれ回答。まず、シリーズ初参加組のマグニッセンが、ジョーク交じりにこう切り出した。

「そうですね……ボンドがIn-N-Out Burgerに行く姿をぜひ見たいですね。あとは、ボンドがプロムに行くところも。気にせずに言ってしまえば、ゲームナイトに参加しているボンドも見たいです!

In-N-Out Burgerとは、カリフォルニア州やテキサス州など、主にアメリカの中西部、中部で展開しているハンバーガーチェーン。プロムはアメリカの高校生にとって卒業前最後の一大イベントで、ゲームナイトとは文字通りゲームしまくる会のことだろう。たしかに、ジャンキーなバーガーを口にしたり、ダンスやゲームに興じたりするボンドの姿は新鮮だ。(『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のボンドは、ジャマイカのバーを後にして車に乗り込んだ時、まるで揚げ物の油を拭き取るように指をチュパっと舐めていたが、何を食べたかは分かっていない。)

同じくシリーズ初参加組のデヴィッド・デンシックは、このマグヌッセンによる突飛なアイデアとは反対の意見を持っている模様。「ある意味、同じようなものが見たいです」と話すデンシックは、『007』シリーズのレガシーを重んじているようだ。

「伝統ですからね。コアなものに忠実でなければいけないと思います。クリエイティブになりすぎてはいけない。そういうことが(次でも)検討されれば良いなと思います。」

“同じようなもの”と語ったデンシックだが、ダニエル・クレイグ版『007』シリーズは、それまで描かれてこなかった人間性に迫り、新たなジェームズ・ボンド像を築き上げた。デンシックはダニエル版からの継続を望んでいるのだろうか。

最後に、『スカイフォール』から出演してきたナオミ・ハリス。初代マネーペニー役のロイス・マクスウェルが計14作の『007』映画に出演したことを考えると、今後の『007』シリーズにハリスが続投する可能性もあるが、本人はどう思っているのだろうか。

『007』は、進むべき道に進めば良いのだと思います。フランチャイズにとってのベストを私も望んでいます。」

ボンドを支えてきたマネーペニーよろしく、ハリスも『007』のこれからを温かく見守っていく姿勢のようだ。なお、マネーペニーの再演について、ハリスは「間違いなく参加したいです」と意欲を示している。

こうした声に胸を躍らせつつ、まずは7代目ジェームズ・ボンドの発表を待ちたいところ。プロデューサーのバーバラ・ブロッコリによれば、 キャスティングは2022年以降の着手になるという。

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Source: ScreenRant

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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